サンデーGX 2023年3月号掲載「ARTIST SUPPORT ITEM ハンドモデル/R」広江礼威氏レビュー

本日はサンデーGX 2023年3月号で紹介された「ARTIST SUPPORT ITEM ハンドモデル/R」のレビュー記事を、特別にこちらのブログでも掲載許可を頂きました!
見逃してしまっていた方は是非チェックください。

 

~以下、サンデーGX 2023年3月号「TACのホビー横丁」掲載の内容となります~

 

広江礼威氏がプロ漫画家の目でチェック!

やはり餅は餅屋ということで、『BLACK LAGOON』連載中の広江礼威氏にサンプルをモデルとして使ってもらったよ。「手」の描写の重要性を知り、コミックの描写でも気を遣っている広江先生から見た、ハンドモデルの実用性はいかに!?

 

実際にこのハンドモデルを元にした、広江氏による手のスケッチ。自分の手でポーズを取り続けるのがしんどいような複雑な指のしぐさでも固定できるので、こんなに様々なポーズも参考にすることができる!

イラスト/広江礼威

 

広江氏:まず第一印象として、手の形がすごく綺麗ですね。いままで手のモデルというと、自分の手を鏡に映したり写真を撮ったりしてたんだけど、形も丸っこいから限界があったんだよね。特に鏡では左手しか参考にできなかったし、微妙な角度もすぐに見られるのはありがたいなー。

広江氏が一番注目したのが、手のひらを縦分割により内側にすぼめる動き。「母指球」「小指球」と呼ばれる手の内側の肉の盛り上がりも、自然に再現されるようになっている。

広江氏:指が曲げられるデッサンモデルはいままでもあったけど、手のひらのすぼみを縦の分割で表現したのはこれが最初じゃないかな。内側に少しカーブすることが前提となっていて、小指と親指がちゃんとつけられるのがいい。指の根元の曲がり方も、骨格を基に考えると妥当な解釈ですね。

骨格を元にした動きを再現しているため、手のひら側から見た指の第三関節は生命線のあたり(※写真の下のライン)で曲がるようになっていて、いわゆる「指の付け根」(※上のライン)の位置は指にディテールで示されている。

 

銃を持った形なども余裕だが、硬い素材ゆえに太いグリップなどは限界があるね、とのこと。重いものは別のスタンドで支えるなど工夫してみよう。(写真で持たせたのは、アルゴ舎より発売中の「SWORD CUTLASS the Water Gun ”スケルトンスモーク”」)

 

広江氏:従来の手のモデルは自分の手を見た方が早い感じだったんですが、これは可動域が広くて実用に耐えるものになっている。人の手の動作を極限まで対応できるモデルっていうのは、すごく意義があると思います。

 

取材・文/TAC☆

【商品情報】
ARTIST SUPPORT ITEM ハンドモデル/R -GRAY-
ARTIST SUPPORT ITEM ハンドモデル/R -WHITE-
アクションフィギュア
●一般販売:2023年8月頃ご予約開始予定
●一般流通価格:13,200円(税込)予定

Makuakeプロジェクトページ(先行販売)※受付終了
https://www.makuake.com/project/artist-support-item/

 

©加々美高浩
© KOTOBUKIYA 

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