『なっちんワールド』に登場する「陸上自衛隊06式-Ⅲ型戦車 ろく」が、アナザーカラーの「カスタムVer.」と合わせて、1/35スケールのプラモデルで登場!!
皆様こんにちは。
企画・開発のカンノです。
今年(2023年)2月の「コトブキヤコレクション2023[Winter]」にて商品化を発表し、多くの反響をいただいた
「陸上自衛隊06式-Ⅲ型戦車 ろく」!
その高機能バリエーション機である「陸上自衛隊06式-Ⅲ型戦車 ろく[カスタムVer.]」と合わせて、いよいよ本日からご予約受付開始となります!!
ゴゴゴゴゴゴゴ……
(効果音)
それでは早速、この期待のニューアイテムをご紹介していきましょう!!!
※以後、画像はクリックすると拡大します。
「陸上自衛隊06式-Ⅲ型戦車 ろく」とは!?
▲moiさんがSNSにて投稿したイラストより
「陸上自衛隊06式-Ⅲ型戦車 ろく」は、「陸上自衛隊07式-Ⅲ型戦車(なっちん)」の一世代前にあたる従来機であり、“西暦2090年の日本の陸上自衛隊で、もっとも多く配備・運用されているジリツ戦車”という設定です。
「ろく」は「プロトタイプなっちん」のパッケージにも登場していまして、そのときから「ろく」の商品化企画はスタートしていました。
(なにげに商品化の伏線だったという(笑)
【機体設定】
「ろく」は歴代のジリツ戦車の中では最も長く運用されており、現在も全国に配備されている。
06式複合耐熱装甲は従来のものよりも軽く、水素電池の消費電力軽減に寄与しており、活動時間も過去最長を記録。
腕部には3本ヅメのマニピュレーターを採用することで、今までにない細かな作業も可能となっており、これまでのジリツ戦車とは一線を画している。
全身のマルチジョイントを使用し各種装備に変更することで、様々な状況に対応可能となっている。
先ほどのイラストでは「陸上自衛隊06式-Ⅱ型戦車 ろく」と表記されていますが、今回のプラモデル化にあたっては、そのアップデートバージョンである「Ⅲ型戦車」としてmoiさんに新たにイラストを起こしていただきました。
▲こちらはmoiさんによる「ろく」のCADデータです
プラモデルの原型データも、moiさんの制作されたCADデータを元に設計されているため、まさしく“決定版”といえる「ろく」としてプラモデルとなっています。
基本仕様
▲まずはノーマルカラーの「陸上自衛隊06式-Ⅲ型戦車 ろく」
直線が多い「なっちん」のデザインとは対照的な、曲面主体となる「ろく」のデザインの魅力を余すところなく再現!
頭部からおなかにかけての丸みや、3本ヅメの腕部などが、ちょっと愛嬌のある独特のフォルムを作り出しています。
正面目線のコンタクトディスプレイ(目の部分)は、目の黄色とクマドリの黒色が塗装済みのパーツが付属します。
▲そしてこちらが「ろく」の高機能型の「ろく[カスタムVer.]」
「カスタムVer.」はカラーリングの変更と「ハンドユニット 丸指ハンド B」の装備により、「ろく」とは印象が大きく変わっています。
「丸指ハンド B」をジョイントするための手首付け根のリング状のパーツは、「カスタムVer.」だけに付属する新規金型パーツです。
一方「ろく」には生産終了品となっている「ウェポンユニット04 マシンガン・ミサイルランチャー」が付属。グリップ部分の金型を修正して『M.S.G』の標準サイズにアップグレードしています。
ハンド部分が3本ヅメの「ろく」ですが、付属の「武器グリップ用アダプターパーツ」×2を使用して、画像のように武器を保持することができます。
注目のポイントとしては、プラモデル用に新規にデザインされた「臀部アウトリガ」。
この大型のアウトリガを下方に展開することで、「ろく」をより安定した状態でディスプレイすることができます。
「臀部アウトリガ」は取り外しが可能。差し替え式のフタを取り付けるとことで、アウトリガ無しの状態を再現することもできます。
またかかとの小型のアウトリガは、自立用の「固定タイプ」とアクション用の「可動タイプ」の2種が付属する差し替え式となります。
▲「ろく」と「ろく[カスタムVer.]」の装備品一覧
目の「コンタクトディスプレイ」のパーツは、水転写デカール対応用が各4個付属。
また「なっちん」シリーズからおなじみの「武器グリップ用アダプターパーツ」×2、「3mm径ジョイントパーツ(軸)」×4、「専用スタンド」も付属し、なかなか充実したオプションパーツ数となっています。
ギミック
▲駆ける「ろく」!
一見重鈍そうなフォルムの「ろく」ですが、全身の可動範囲は実に60ヶ所!
「上半身のスライド&回転」「肩の上下・左右可動」「肘・膝の2重関節」なども相まって、かなりフレキシブルなアクションポーズを楽しむことができます。
股関節をスライドさせることで、ご覧のように片膝立ちをキメることも可能!
コンタクトディスプレイの水転写デカールは今回も様々なものをご用意しており、この画像では顔文字の
「m(_ _)m」のタイプを使用しています。
そして「なっちん」でご好評をいただいた「コックピット開閉ギミック」を「ろく」でも実装!
頭部のハッチは差し替え無しで開閉が可能で、内部も“ある程度”再現しています。
「なっちん」と同様にコックピットシートは再現していないのですが、シリーズの共通規格でコックピットシートを商品化したいと虎視眈々と狙っておりますので、今後の展開にご期待くださいませ~。
両脚を前に投げ出した「お座りポーズ」も可能! 独特のかわいらしさが際立ちますね。
「コンタクトディスプレイ」の「右目線」と「左目線」は、付属の水転写デカールにて再現が可能です。
「シュバッッッ!!」的な。
腕部の3本ヅメのクローは、当然ながら自由に開閉が可能。
「なっちんシリーズ専用スタンド」を使用すれば、よりアクティブなアクションシーンを演出することができます。
▲「なっちん」と並べて
2体を並べると、ろくの方が一回り大きいのが分かりますね。
(「なっちん」の全高は両肩のシールド込みで約100mm。「ろく」は全高約105mmです)
そして実は驚きの隠しギミックが(笑)!!
「ろく」と「なっちん」は肩のジョイントが共通で、股関節が3mm統一サイズのため、腕部と脚部の交換が可能なのです!
(「なっちん」の股関節に「ろく」の脚部を組み付けるのは、軸の長さがギリギリではありますが……)
このようにパーツのクロス・コンビネーションを楽しむことができますので、「オレなっちん」や「オレろく」の組み換えや改造がはかどること間違い無しの仕様です。
もちろん「ろく[カスタムVer.]」でも『なっちんシリーズ』とのクロス・コンビネーションが可能。
今回は腕と足を両方組み替えていますが、腕だけや脚だけの交換も楽しめるかと思います。
次回予告!
『なっちんシリーズ』といえば、『M.S.G』とのカスタム!!
――というわけで、「ろく」「ろく カスタムVer.」でも、全身12ヶ所に3mm径ジョイント(穴)を装備!
『M.S.G』『フレームアームズ』などのパーツを使用した、自由なカスタムを楽しむことが可能です!!
こちらについては、次回4月下旬更新予定のブログにて、詳細を解説したいと思います。
それでは今回はこの辺で。
陸上用機動兵器のロマンあふれる
「陸上自衛隊06式-Ⅲ型戦車 ろく」は、2023年8月発売予定、
「陸上自衛隊06式-Ⅲ型戦車 ろく[カスタムVer.]」は、2023年9月発売予定にて、現在絶賛開発進行中です!
さらに広がりを見せるコトブキヤ『1/35スケール なっちんシリーズ』を、皆様ぜひよろしくお願いします!
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それではまた!
企画・開発:カンノ
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