皆様こんにちは!
雪が降る日もチラホラ・・・つらいですね・・・
どうも、無糖(無○V○)です。
本日は発売中の
「メタルギア ソリッドV グラウンド・ゼロズ セット」の1/35 スネークの
塗装を弊社原型陣にお願いをしました!!!
初心者の方、さらなる技術向上を目指す方の参考になればと思います・・・!!
今回は体を原型師の丸家氏にお願いしました!
それではさっそく行ってみましょう!!
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みなさんコンニチワ。丸家です。
今回は「メタルギア ソリッドV グラウンド・ゼロズ セット」を買ってみたけど
フィギュアの塗装なんてやったことないよ~、なんてヒト向けの塗装講座です。
それでは失敗を恐れずサクサク行きましょう。
ゲート跡とパーティングラインを均したものを接着してしまいます。
ただ、腕だけはポーチ類を塗る時に邪魔になりそうなので接着していません。
ハーネスの金具などの非常に小さい塗りの部分から塗り始めます。
この段階では、はみ出してもいいので、しっかりと発色させましょう。
次はハーネスやポーチなどの出っ張っている部分を塗ります。
なぜこちらを先に塗るかというと、各ディティールの側面(立っている面)を先に塗っておいた方が後から塗るより簡単だからです。
同じように出っ張っている方から塗っていきます。
青や黒部分のように面積広めの部分はムラになりやすいですが、一度の塗りで終わらせようとせず、乾燥を挟みつつ2、3回塗り重ねるようにしましょう。
軽くつや消しクリアーを吹いた後、「ウォッシング」をします。(ここまでの塗りでエナメルを使用している人は、クリアーはしっかりと塗りましょう)
ウォッシングとは、溶剤ですごく薄くした(40~50倍くらい)エナメル塗料を全体に塗る作業です。スミ入れと同じに各ディティールを際立たせるだけでなく、全体の色味を近づけて違和感を減らす効果もあります。今回はブラック6:タン4位の配合です。
ウォッシングをエナメル溶剤を染み込ませた綿棒(しっとりと湿らせる程度。ベッチョリと含ませないように注意)でふき取ります。この時、ふき取る綿棒に力をかけず軽く撫でるようにすると、自動的に奥まった部分が残りシャドー表現が出来ます。
首や股間周りの綿棒が入りづらい所は、筆を使いましょう。
こんな感じで体の塗装は完了です。ウォッシングはちょっとくらいの塗りムラを誤魔化し、全体が簡単に“それっぽく”仕上がるステキテクニックです。ぜひお試しください。
なんで頭は塗らないのってカンジですが、そこは我が社が誇るフィニッシャー“西山”氏にお願いしました。ご期待くださいませ。
それでは本日はこれにて、サラバ!
丸家 裕之介
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以上で体の塗装編になります!
御顔は次回!
フィニッシャーの「西山氏」にお願いをしております!!
次回もお楽しみに!!!!!
(無○V○)ノシ
(企画:無糖)
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