皆様こんにちは。
企画・開発のカンノです。
▲なっちん、その雄姿!
さて今回は、1/35スケールプラモデル「陸上自衛隊07式-Ⅲ型戦車 なっちん」を、その試作品を使ってご紹介するブログの第2回目。
前回の「可動ギミック編」に続いて、今回は「3mmジョイント編」と「付属品編」の2本立てでお届けします!
では早速いってみましょう。
※画像の試作品は、一部製品版と異なる場合があります。
※以後、画像はクリックすると拡大します。
▲前回のブログの予告画像より
前回の予告でもご覧いただきましたが「気付く方は当然気付いていた」(汗)、「なっちん」の全身に装備されている3mmジョイント。
「M.S.G」や「フレームアームズ」などのコトブキヤオリジナルプラモデルとのコンビネーションを想定した、この3mmジョイントをまずはご紹介したいと思います。
それでは順に見ていきましょう。
「胸部前側」「胸部側面(左右)」「下腕(左右)」には3mm穴があり、小ハッチのパーツを取り外すことで3mmジョイントとして使用可能です。また「腰部前側ダクト(左右)」のパーツも接続部が3mm径なので、ここも3mm穴として活用することができます。
背面です。
「後頭部」「背部(中央・右・左)」と、実に4か所の3mm穴が。
さらに「両肩のシールドの接続基部」も何気に軸径が3mmになっているので、ここも3mmジョイントとして活用できます。
側面画像。
「モモ(左右)」と「ヒザ(左右それぞれ内側と外側)」が3mm穴になっています。また「尻尾のパーツの先端」も、そこはかとなく3mm穴です。
それではこれらのジョイントを「M.S.G(モデリングサポートグッズ)」と組み合わせて活用してみましょう。
まずはオーソドックスに、両腕にランチャーを装備!
(「ウェポンユニット39 連装砲」を使用)
お手軽にしかもカッコ良く武装強化が可能です。
「なっちん」長距離支援型 ブラストタイプ!
(「ウェポンユニット04 マルチミサイル」「ウェポンユニット36 ミサイル&レドーム」「メカサプライ05 ジョイントセットA」を使用)
遠距離攻撃もバッチリ対応。強いぞ「なっちん」!
そしてフライトユニット装備型の「なっちん」高速フライトタイプ!
(「ヘヴィウェポンユニット11 キラービーク」を使用)
鋭角なパーツも違和感なく装備できる、「なっちん」のデザインの高い汎用性!
これらの組み合わせ例はまだほんの一例です。商品発売後には是非皆様も、自由に「なっちん」を組み替える「カスタムなっちん」に是非チャレンジしてみてください!
ではここからは「なっちん」の付属品をご紹介しましょう。
「なっちん」の目にあたる部分のパネル状のパーツは、「目の凸ディテールあり」と「目の凸ディテールなし」を差し替え式で交換できる仕様です。
「目の凸ディテールあり」のパーツは「目の青色」と「クマドリの黒色」が塗装済みの仕様なので、未塗装で組み立てても設定に近いカラーリングを再現できます。
また「目の凸ディテールなし」のブランクのパーツは3個付属し、お好みの表情の水転写デカールを貼って楽しむことができる仕様です。
(表情のデカールデザインは、いずれまたご紹介したいと思います!)
「なっちん」には2パーツ構成の専用スタンドが付属します(これまでご紹介してきた画像でも使用していたものです)。
足がとても小さいデザインの「なっちん」は、基本的には両足と尻尾の3点立ちになりますが、このスタンドを使用することでアクション性の高いポージングが可能です。
▲例えばこんな感じです
写真はポージングがイマイチで、メッチャ大股で歩く「なっちん」になってしまいましたが(汗)、スタンド自体はダイナミックなポージングの際に活用できるシンプルなスグレモノです。
もちろん別売りの「ニューフライングベース」や「ミニフライングベース」にも対応していますので、ポージングやシーンによって使い分けてみてください!
「なっちん」には標準装備の武装として、特別成型色版の「ウェポンユニット40 マルチキャリバー」が1セット付属します。
(成型色は「M.S.G」のグレーよりも濃いダークグレーになる予定です〈「なっちん」付属版の専用カラー!〉)
武器を持たせるためには、画像のように「なっちん」のハンドパーツを「通常ハンド」から「武器持ち手」に差し替えます。
そして「ウェポンユニット40 マルチキャリバー」を持たせてみると――
「ズバババババァーーン!!」(脳内擬音)
これこのとおり、まるで「なっちん」の専用武器と言わんばかりのフィットさ加減で、しかも控えめに言ってカッコ良過ぎだと思うのは私一人だけではありますまい!
……とは言いますものの、この「武器持ち手」はウェポンユニットなどの「M.S.G」との汎用性には少々制限があるのです――。
なぜならば、この画像でお分かりのとおり、「なっちん」のハンドパーツは「M.S.G」や「フレームアームズ」のハンドパーツと比べて圧倒的に大きいからなのです。
「なっちん」の武器持ち手はその規格外のサイズゆえに、「M.S.G」側と干渉したりぶつかったりして保持できないアイテムも少なくないのです。
ここでいくつか試してみましょう。
「ウェポンユニット24 ハンドガン」の場合。
3種のハンドガンの内「リボルバータイプ」と「自動拳銃タイプ」は保持できますが、「小型マシンガンタイプ」は「武器持ち手」が干渉してしまうため残念ながらNG。
「ウェポンユニット21 ウォーターアームズ」の場合。
「エアブラシタイプ」はパーツが干渉して持てませんが、画像の「ポンプアクション式ライフルタイプ」は人差し指が少し干渉しますが保持できます。
「ウェポンユニット32 日本刀」はストレートなグリップ形状なので、難なく保持できますね(しかも違和感なく「なっちん」にフィットしてカッコいい!)。
「M.S.G」のグリップとの互換性についてはここではすべてご紹介できませんが、製品の正式なご案内の際には、「『なっちん』が保持できる『ウェポンユニット』&『ヘヴィウェポンユニット』の対応リスト」を公開する予定です。
「カスタムなっちん」や「オレなっちん」を楽しんでいただくために、是非ご活用いただければと思います!
最後にご紹介するのは、3mm軸の付いた「M.S.G」標準サイズの「汎用グリップパーツ」。
(このパーツは2個付属します)
例えば「ウェポンユニット18 フリースタイル・バズーカ」。
本来はグリップが干渉して「なっちん」には保持できないのですが、この「汎用グリップパーツ」をこの画像のように取り付けてみますと――
はい、実に良い感じに保持できます!(バズーカを肩に担ぐのも実にサマになる「なっちん」!)
ちなみに「フリースタイル・バズーカ」のフックのパーツを取り外せば――
やすやすと小脇に抱えることもできます!
この「汎用グリップパーツ」はもちろん万能という訳ではありませんが、「カスタムなっちん」の一助となる頼もしいパーツですので、いろいろと活用していただければと思います!
――それでは今回はこの辺で。
こ の カ ラ ー リ ン グ の 「 な っ ち ん 」 は 一 体 ! ?
詳細は5月中旬にはご紹介できると思います!!
それではまた。
企画・開発:カンノ
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