こんにちは!
本日は、現在放送中のアニメ『炎炎ノ消防隊』より、”ラッキースケベられ”体質の新米消防官「環 古達」のフィギュア「ARTFX J 環 古達」の魅力を、コトブキヤ企画担当と原型制作担当あかちょむさんの開発インタビューを通して、存分にご紹介していきます!
企画担当(以下、企画):
企画当時、大久保篤先生の最新作、『炎炎ノ消防隊』がアニメ化されるという情報が公開され、前作の『SOUL EATER』が非常に人気な作品であったことから、『炎炎ノ消防隊』も「きっと面白い作品になるに違いない!」と思い、フィギュア化の企画をさせていただきました。
「タマキ」を選んだ理由は、「”ラッキースケベられ”体質」という面白い設定と「猫耳の女の子」という可愛らしさがあったからです。
原型担当あかちょむ(以下、あかちょむ):
お顔の設定資料が自分の中のイメージにとても近かったので思ったより作りやすかったんですが、前髪のバランスが最初掴めずに悩んだ記憶があります。
ほっぺのカーブは最後まで調整を続け、とても可愛らしいお顔になったと思います!
企画:
あかちょむさんが非常にお上手で、タマキの可愛らしさをそのままフィギュアに落とし込めていると思います。
あかちょむさんこだわりのほっぺ部分には、うっすらとチークの塗装を施しており、ほんのりピンク色になっています。
これもタマキの可愛さを引き立てるポイントひとつになっています。
真剣な雰囲気がありつつも、可愛らしさが感じられる良い出来になっていると思います。
あかちょむ:
“ラッキースケベられ”という特殊な体質の子なので、服に負けないよう身体は素体段階からこだわって作り込みました。
実物を手に取って見ていただきたい部分です。
企画:
胸から腰にかけての身体のラインについては是非、注目していただきたいポイントですね。
顔と同じく、身体についてもあかちょむさんが非常にお上手で大変有難かったです…!
女性らしいしなやかな身体のラインがよく表現されていると思います。
企画担当として、とりわけこだわりがあった部分ではなかったのですが、今では一番お気に入りのポイントかもしれません。
是非、実物で確認していただきたいです。
あかちょむ:
ダボダボの防火服と身体のバランスが大事なキャラクターな為バランスや隙間などを慎重に作り込みました。
特にズボンは隙間から覗いてガッカリしないようにかなり造形と構造のすり合わせに苦戦した部分です。
企画:
タマキは「炎の猫耳と尻尾」という猫のような発炎能力を操るキャラクターです。
炎の尻尾がお尻のサイドの辺りから出るため、ズボンのサイドの部分が大きく開いています。
この開いた部分から、お尻から脚にかけたラインが覗けたりしちゃいます…!
こちらも是非、実物でご確認いただきたいポイントですね。
企画:
そして、防火服が全体的に暗めの色になっている分、「肩のエンブレム」や「背中の聖陽十字のマーク」、「青線部分」などが良いアクセントになっています。
企画:
また、防火服の青線部分には蛍光塗料を使用しており、ブラックライトを当てると発光する仕様になっています。
アニメの作中さながらに、暗闇の中で発行する様は塗装担当もこだわりのポイントなので、ぜひ、ご購入いただいた際には、ブラックライトで照らして、光る仕様を楽しんでほしいです。
あかちょむ:
メインアングルから見て右側に風が吹いている流れのイメージがあったので全体の流れを殺さないよう意識して煙を配置しました。
企画:
煙についてはあまり濁った色にしてしまうと、ズボンの色と同化してしまったり、少し汚れて見えてしまう恐れがあったので「白色と薄いグレーのグラデーション」という絶妙な色合いで塗装しています。
煙の下の部分のグレーを濃くして、上の部分に行くにつれて白っぽくし、強弱をつけたことで、漂っている煙の質感をうまく表現できたと思います。
あかちょむ:
個人的にはこのネコマタ仕様のタマキちゃんがとてもお気に入りです。
特定の形状になっている炎の造形表現にかなり悩みましたが、元絵の形状イメージを取り入れつつ炎らしくできたのではと思っています。
企画:
あかちょむさんと同じで僕もこのネコマタ状態のタマキが好きです!
炎の猫耳と尻尾の制作を依頼したものの、炎は不定形なものなので、「フィギュアになった際にどうなるんだろう…?」と、少々不安に感じておりましたが、さすがはあかちょむ様ですね!
期待以上のものに仕上がっていて感謝しかないです…!
炎の動き感がよく再現されていると思います。
また、炎については色味についても注目してほしいポイントです!
炎は形だけでなく色も一定ではありませんが、それが塗装でうまく再現できていると思います。
タマキの炎はピンク色なのですが、ピンクが濃い部分や薄い部分、乳白色に見える部分など、色の強弱が動きのある造形に合わせて塗分けられていて、見ていてとても楽しい仕上がりになっています。
企画:
そして、防火服の青線部分同様に蛍光塗料を使用しているため、炎の部分もブラックライトで照らすと発光する仕様になっています!
暗闇で青線と炎が光る様はまさに夜行性のネコといったところでしょうか…。
かわいらしい印象から一気にかっこいい印象になります!
是非、実物を手に取って色々な角度から眺めたり、ブラックライトで照らしたりして楽しんでほしいです。
企画:
こちらの「ネコマタ エフェクトパーツ」は【コトブキヤショップ限定の特典】になります。
コトブキヤショップで予約をしていただければ、確実に特典が手に入るため、「特典が絶対にほしい!」という方は、メーカー受注期間内に予約していただくことを強くオススメします!
あかちょむ:
今回、この企画のお話をいただいた時には『炎炎ノ消防隊』という作品を知らなかったので、すぐに単行本を買いに行ったのですが見事にハマって最新巻まで一気読みしてしまいました!
作りたい気持ちが最高潮の時に一気に原型作成させていただき、とても楽しかったです。
企画:
僕もあかちょむさんと全く同じで、失礼ながらこの企画を担当するまで『炎炎ノ消防隊』を知らなかったのですが、原作コミックスを読んでみたら見事にハマってしまいましたね!
個性豊かなキャラクターや炎の能力を用いた熱いバトルシーン、ストーリーに張り巡らされた謎などが非常に魅力的な作品で、今ではアニメも欠かさず見て、原作コミックスを集めるほどの大ファンになってしまいました。
オススメの作品なので、気になっている方がいらっしゃいましたら、是非、アニメや原作を見ていただきたいです。(タマキの魅力がきっとわかるはずです…!)
あかちょむ:
写真だとわからない部分も、できる限り作り込んで愛情込めて制作致しました。
ぜひ、ファンの皆様にお手に取っていただきたいです!
可愛い可愛いタマキちゃんをどうぞよろしくお願い致します。
企画:
「絵だけではわからない部分がわかる」というのはフィギュアの魅力の1つだと思います。
フィギュアを制作していく際に、「この部分の構造は、色はどうなっているんだろう?」という疑問が湧いてくるのですが、その都度、キャラクターの設定資料を確認して、フィギュアへと落とし込んでいます。
僕自身、制作の過程で「設定的にはそうなっているのか!」と新たな発見をすることがありました。
まだまだ伝えきれていない魅力もたくさんありますので、是非、実物を手に取っていただき、色々なアングルから眺めて楽しんでいただければと思います。
僕自身ファンの一人として、ファンの皆様に喜んでいただけるように制作致しました。
多くの『炎炎ノ消防隊』のファン、「タマキ」のファンに届いてくれたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願い致します!
同シリーズより、展開している「ARTFX J 森羅日下部」も併せてチェック!
©大久保篤・講談社/特殊消防隊動画広報課
※画像は監修中の試作品です。実際の商品とは多少異なる場合がございます。