企画のYUKIです。
今月はヘキサギアのアッセンブルに無くても大丈夫だけど「ある」とよりヘキサギアの世界に没入できること間違いなしの商品がリリースされました。
そう。多くのガバナーからの要望により商品化を行っているブロックベースの新作「DXアーセナルグリッド」「クレーンオプション」です。
実際にヘキサギアをアッセンブルしているのはガバナーの皆さんなのでこういったアイテムはあくまでもジオラマ情景として必要なのであって機体構築に直接的に関わるものではありません。
だがしかし!
この情景を作ることができるというのがシリーズとして最も楽しいポイントにも思えるのです。
1/24のガバナーという小サイズの存在があるからこそキャラクターとその登場メカや周囲の小物まで立体化できているといっても過言ではありません。
メカものプラモデルのシリーズで主役メカが出るのは当たりまえ。人気があればパイロット商品化も可能性があります。しかし機体を格納したり、カスタムするための基地などは大きくなりすぎるため、よほどのことがなければ商品化されることはないでしょう。
というわけで本日はヘキサギアをより楽しむことができるブロックベースについておさらいです。
ブロックベース04 DXアーセナルグリッド
商品名にDXと付いているのが若かりし頃に基地型玩具で遊んでいたガバナー諸氏に「流石分かってるね!」と高評価。個人的にもないと何か落ち着かない「DX」。
セットの内容は床と壁に使えるパネル類と接続用のジョイント類。そして新規パーツのクレーンオプションです。
各ユニットを紹介していきましょう。
こちらはレールを移動するクレーンユニット。
チェーンは金属を使用しており専用の治具を使ってユニット外側のヘキサグラムを回転させることでチェーンの巻取りギミックを備えています。矢印のようにレールやガーダに沿って移動させることができます。
こちらはクレーンユニットを外した状態。
ガーダフレームとレールフレームの連結部は少し引き出すことができます。
これは壁同士の距離に合わせて微調整できるようにするためです。
レールはジョイントパーツで理論上無限に連結できるので巨大なファクトリーを作りたい人はぜひお試しください。重量がかかると“しなる”ので用法容量にはご注意です。
床板と壁用のパネルはヘッドクォーター付属のものと同一デザインです。
クレーンを巻くための治具はヘキサグラムの六角孔を備えたデザインとなっています。
組み上げると画像のようなガレージを作ることができます。
すでにヘッドクォーターを持っているという方にはクレーンオプションというパネルがオミットされたタイプもございますのでどうぞご検討ください。
さて昨年発売されたDXヘッドクォーターについてもご紹介していきましょう。
床・壁の他にリフトや階段、大型モニター、セントリーガンなどのオプションが充実した「DXヘッドクォーター」です。
人物を配置するとこのような戦場にも使用することができます。
複数のキャラクターが入り乱れるこのような情景を作ることができるのは他のシリーズではなかなか見ることはできません。
キャラクターが移動するためのリフトパーツや
階段など
オペレーターが座るためのチェアやコンソールユニット
司令官がミッションの内容を指示するために必要な大型モニター
機体のコンディションなどを映し出すためのノートPC型端末
迎撃用のセントリーガンなど豊富なオプションが魅力です。セントリーガンには別売りミライト316シリーズを取り付けることにより発光させて遊ぶことができます。
設置するキャラクターが増えるとそこはまさにヘキサギアの世界
コトコレで新しくヘキサギアに興味を持ってくれたガバナーが増えたので改めてご紹介しました。
ヒーローを取り巻くキャラクターの群像劇もまた魅力的なもの
出撃前のメンテナンスシーンや
出撃後に傷ついた愛機を改修するシーンなど
様々なシーンを作り上げて楽しむことができます。
余談ですがパネル各部の穴は上の画像にある通りヘキサギアでよく使用するサイズになっています。
中央のφ8mmの穴はバルクアームの腹部やフライングベース・ネオの支柱基部と同じ径になっていることを覚えておくとディスプレイの幅が広がりますよ。
ちなみにヘキサギアチームが本気を出すとこのような基地が出来上がりました。
これはDXヘッドクォーター予約開始時に制作した大型基地。会社の撮影室に入らないので別のスタジオに持ち込んで撮影した時の記念写真です。左から公式ガバナー糸山、YUKI、原型&世界観設定のくわむー(桑村)です。
コトブキヤ内にはいつも自由に使えるヘッドクォーターが10数セット用意してあります。
またリアルイベントができる時にみんなで記念撮影できるようにと確保しているのです。
この超デカイ作例を使った動画も制作しました。
動画だと確認しづらいところもあるので静止画でもどうぞ!
【第二世代編】
【第三世代編】
※レイブレードを支える支柱はニューフライングベースを少し加工(軸を太らせました))して使用しています。
相棒に背中を預けて多勢を相手にするシチュ。日曜の朝感がすごい。
このブロックベースをさらに彩る小物パーツも展開中であります。
アーミーコンテナセットはダークグリーンとブラックの2色で展開中
次はブロックベースを拡張するスラットプレートオプションとフェンスプレートオプションだ。
ヘキサギア ブロックベース06 スラットプレートオプション
柵のようなものを作ることができる優れもの。
施設への潜入シチュなどにも使えます。
ヘキサギア ブロックベース07 フェンスプレートオプション
こちらは柵のスリットが広いタイプ。
各パーツの連結をわかりやすく表現した画像です。
画像右のヒンジジョイントとパイプジョイントが非常に優秀。組み換え勢は機体構築にもたくさん使うと思います。
これを使うことで基地としてのディテールが各段にアップしますよ。
そして来年発売予定の新アイテム
ガバナー 作業員セット(仮)
コトコレで新発表され大きく話題となりました。
基地+クレーン+コンテナに加えて技師まで加わったとあればヘキサギアの情景も大きくパワーアップします。
作業員は2体セットになっており頭部は2種類。違いはバイザーの有無となります。
工具箱は差し替えや開閉ギミックではなく開いた状態と閉じた状態の2種類が付属。
ドロイド「ガバナー!おいらもお手伝いします!」
作業員「ヨシ!バールようなものを持ってこい!」
ポーンA1「行ってくるぜおやっさん!」
作業員「無事に帰って来いよ!」
という具合に後方支援部隊が大充実します。
そしてこの目玉ドロイドはジーク・スプリンガーのブログでも登場した「没案となったヘキサギア」の付属パーツを復活させたもの。センサー部分は可動式になっておりグリグリ動くようになっています。かわいい…流行ってほしい(笑)
3mmのハードポイントも充実しているので色々なパーツと組み合わせて旅のお供に連れて行ってあげてください。
ぱ、パラポーンだ!!
など逃げ惑う非戦闘員としても遊べます。
そして作業員の発表時に合わせて盛り上がっていたのがこちら!
ヘキサギア ブースターパック006〈フォークリフトタイプ〉
なんと機材などを運ぶためのフォークリフトをヘキサギアの規格で作ってしまいました。
これもすべてヘッドクォーターとアーセナルグリッドと組み合わせて楽しむため。ガバナーの全員が欲しいものとは思いませんが刺さる人には深くぶっ刺さること間違いなしでしょう。
カラーリングは未定。みんな何色が欲しいのかな?
なんとコックピット部分はハイトレーガーからの流用パーツ。タイヤは前後とも新規造形。ちゃんと後輪操舵になっているのはデザイナーF氏のこだわり。
フォーク部分は画像のように可動します。
本当はパレットがあれば良かったのですがないので荷物を直接持ち上げた(笑)
パレットくらいならプラバンで自作も可能かも……
こちらはバルクアームにユニットを組み込んだパワードスーツ。
フォークリフトにしか使えないキットだとさすがにプレイバリュー的に厳しいと思うので合体することで作業用ヘキサギアになるように工夫しました。
背面から見るとこのような感じです。
作業員の逆襲。恐ろしいサイボーグを重機を使って潰すというのはSF映画の王道かなと。END OF HEROESのゾンビノイドと戦わせるのも良いですね。
大ボリュームでお届けしたブロックベースのおさらい記事如何でしたでしょうか?
ブロックベースは同一の金型を酷使して生産しているアイテムなので簡単には生産できません。1枚の金型を使って複数回成型することで生産しているアイテムなので生産に時間もコストもかかるため他のヘキサギアに比べると生産の頻度は確実に少ないです。
今後も一緒に遊べるアイテムが登場しますのでどうぞお早めにお求めください!
では本日はこのあたりで失礼。
また次回。
企画:YUKI
© KOTOBUKIYA