皆様こんにちは。今週で壽屋入社10年を迎えた企画のYUKIです。
さて、本日は記念すべき日となります。
壽屋の新たな“マルチアッセンブルメカニックユニット”シリーズ
キットブロック「ヘキサギア」がついに発売となりました。
商品化発表から約1年…大変お待たせ致しました。ぜひ手に取って遊んでみて下さい。
発売を記念して本日も作例の公開を致します。今回ご紹介するのは公式ガバナー糸山氏がシリーズ発表の時に制作した
「レイブレードX2」を改良した物。長くなりますのでどうぞご確認下さい。
機体名:レイブレードX2改
リバティー・アライアンスの期待通りにレイブレード・インパルスは多くの戦果を挙げた。そして更なる発展を目指して、特殊な事情を持ったガバナーの手によって試作された二足歩行重戦闘ヘキサギアが本機体である。元機体の特長であった運動性が多少犠牲になったものの、大量のヘキサグラムを搭載したことによってメインウェポン「レイブレード」の2対同時発振を行うことが可能になった。(妄想設定)
成型品になって色が付いたことで、原型時に比べるとかなりヒロイックな外観になりました。
本作例においては公開時から多くのガバナー候補の方からレシピの要望をいただいておりましたので、発売を記念してちょっと頑張って解説をしていきたいと思います。
※見た目を重視する為に一部パーツのみ4セット分使用している箇所やM.S.Gのパーツを使っています。
予めご了承ください。
腕部です。基本パーツはレイブレード・インパルスの後足と前脚の付け根で構成されています。
分解するとこのようになっています。オレンジの線でつながれた箇所に取り付けてください。ヘキサグラムの取り付け孔を間違わないようにご注意を。
手首に使用しているのは、本作例で初公開となるM.S.Gのハンドユニット「ワイルドハンド」の新型です。ノーマルハンド・ネオと同じく5mmのボールジョイントにも対応できる仕様となります。
こちらは9月中旬ごろからご予約開始になる新アイテムです。
詳しくはFAブログの方で改めてご紹介致しますので引き続きチェック宜しくお願い致します。(宣伝)
脚部です。獣脚を意識したということで少し独特の関節構造になっています。
こちらも基本パーツはレイブレード・インパルスの後足を使っています。
分解図です。脛に使われているのは前脚フレーム、膝に使われているのは後脚フレーム。
ヘキサグラムを組み合わせた接続部のジョイントは画像を参考に順番にやると簡単です。
ブレードの発振器をスカートアーマーにしているのですが、パーツの六角孔に3mm厚のヘキサグラムPCと3mm軸を使って穴の深さを調整しています。スカートアーマー基部として使っている「ア31」パーツだけだと刺さりが浅い為、軸接続による嵌合調整を行っています。
胴体です。レイブレード・インパルスのコンソールユニット周辺のパーツで構成されています。股関節との連結に使用する腰部フレームは同機の後脚フレームとヘキサグラムで構成されています。このあたりは簡単ですが、広背筋周りは少し複雑です。
画像を参考に左右対称に制作しましょう。アバラ骨のように使われているのは
レイブレード・インパルスの胸筋のようになっているディテールです。六角と5mm軸で構成された関節は差し込む角度にご注意を。
A13をはじめとするユニットは4セット使用しております。
レイブレード・インパルス2セットだけで完成していたら縛りモデリングでもこんなのができるよ!って格好良かったのですがシルエットの美しさを重視してしまった結果、ここだけ2セット以上使ってしまいました誠に申し訳ありません。
破壊も創造もすべておまえが決めろ…ということで細かい部分はガバナーごとのアレンジでお楽しみいただけますと幸いです。
シールドです。クローユニットとしても使えそうな形状。
裏側は少し複雑です。
各ユニットを合体させていきます。
胴体と股関節を合体させ、さらに脚部を接続していきます。
非武装形態が完成しました。この状態で全高約200mm。
実在するとしたら約5mのロボットとなります。
せっかくの人型なので「へヴィウェポンユニット12 ガンブレードランス」を装備させてみました。
パーツの密度がすごいので持つとずっしりとした存在感があります。
さて、大ボリュームでお届けした作例ですがいかがでしたでしょうか。
コンセプトであるスクラップ&ビルドとキャッチコピーである「破壊も創造もすべておまえが決めろ…」とうメッセージは商品の仕様だけでなくその世界観にも当てはまります。
アーカイブカードやアッセンブルマニュアルに記載されている機体設定に囚われることなく、自分だけの楽しみ方を見出してもらえれば幸いです。
それではヘキサギアシリーズ本日より順次発売となります。
皆様どうぞ宜しくお願い致します。
集えガバナー!
ではまた次回。
作例制作:糸山 雄大
企画:YUKI
© KOTOBUKIYA