皆さん待望の「バルクアーム・グランツ」「バルクアーム密林戦仕様」「ガバナー アーマータイプ:ナイト【ビアンコ】」そして「ブイトール」が再販ご案内開始してますます勢いを増すヘキサギア、バルクアーム密林戦仕様はブースターパック007~と絡めるとオイシイオイシイですね☆
ですがまだ「夏の宿題」が終わっていない男が一人……。
HEXA GEAR 6th Anniversary Official Meetup "Welcome Back" お待たせしましたアフターリポートその②だッ!
イベント準備や日々の業務に奔走するうちに”あの日”から早くも2週間も経っていたとは信じられません……でも日々活発に情報を発信してくださるガバナーの皆さんの新たな組み換えや創作活動、そしてご新規フォロワーさんの存在にヘキサギアというコンテンツの脈動を感じながら日々を過ごしております。
というワケで今回のブログは「アフターレポートその②」と題して配信第二部の新製品発表コーナーにフィーチャーしてお届け!
せっかくなのでリンクもお伝えしときましょう、配信のアーカイブ、第二部はこちらから!
生配信第二部「新製品発表」!
【アドバンスドアーマープロジェクト】
多くのガバナー達の映し身として6年間戦い続けた「ポーンA1」。最初のモデルが発売されて以降も数多の小スケールモデルを開発してきた今だからこそ提供できる、ガバナーの新たなスタンダードを目指してスタートしたのが本企画です。デザイナーはもちろんMORUGA氏。
■アーマータイプ:ポーンA1 Ver.2.0
こちらが新たに起こされたポーンA1Ver.2.0のデザイン画。
アーカイブカードで描かれた姿を元に、より人体を意識したプロポーション、より解像度の高いデザイン、より自由度の高い可動性能というコンセプトで新デザイン画を起こしていただきました。
左がVer.2.0の原型出力サンプル、右がVer.1.5の製品サンプル。原型サンプルは本当にギリギリのタイミングで辛うじて全ての機構を搭載した状態のデータがUPした物を出力し組み上げてもらいましたが、現段階でもその生々しいまでの雰囲気を感じて頂けると思います。
まだまだ詰めが甘い箇所も多いですが、ホビーショーまでにはまた進化を遂げている筈!
背面は初期のシンプルなデザインから最近のトレンドに合わせた脊髄パッドを備えた姿に。全体的にアップした解像度に更なるメカメカしさを添えています。改めて全然バランスが変わってますね。
脚部の可動は全て軸関節構造となり膝も二重関節を搭載。Ver.1.5では太腿に属していた二―パッドも膝関節部分へ移動し、腰~背中の可動と相まってより自然で人体らしいラインを描くポージングをとしっかりとした保持力を実現しています。
「人体のプロポーション」を再現する為に股関節の幅そのものは詰めつつヘキサギア伝統のバイクスタイルのライディングを再現するための新たな機構としてモモ部分に新たな可動構造を設定。股関節の可動と組み合わせる事で脚部全体を水平にスライドするように展開する事が可能となっています。
そして満を持しての立体化、ストーリー本編主人公「アッシュ」の頭部が付属!
これまでにない“イケメン”タイプの頭部は、ガバナーの世界を広げてくれそうです。
また、手首の素材はこれまで同様PVCを採用し柔軟性を維持しつつ、精緻な造形で様々な場面に対応するバリエーションが付属予定です。接続方法はLATソリッドで採用された2㎜ピンタイプで、ヘキサギアに搭乗させる際もしっかりとした保持力を維持します。
■パラポーン・センチネル Ver.2.0
続いてパラポーン センチネルVer.2.0。ポーンA1が生まれ変わるならば当然こちらも忘れてはいけない存在です。
同じくアーカイブカードのデザインを元に起こされた新デザインではバンプアップエクスパンダーとも通じる頭蓋骨を彷彿とさせる丸みを帯びたラインになっています。
哀愁漂う表情はそのままに、より精悍なイメージに生まれ変わり、ヌルリとした立ち姿もパラポーン独特の雰囲気を醸し出しています。Ver.1.5と同様に、シールドやショットガンなど豊富な装備品にも注目です。
ポーンA1のイケメンヘッドに続き、センチネルではイケオジヘッドが付属します。配信でも触れましたが、実はストーリー中で非常に重要なポジションの人物名が充てられています。
「パラポーン センチネル」の元になった「アーマータイプ ポーン」はポーンA1の前身となったアーマータイプであり、生身のガバナーとして考えた場合は“歴戦の古強者”という描写として用いることも可能です。
■アーマータイプ:ポーンA1カスタム
そしてこちらも商品としては初立体化となるアーマータイプ ポーンA1 カスタム。
第三世代ヘキサギア「ロード・インパルス」に付属のアーカイブカードで初めて描かれたこのアーマータイプも最新フォーマットであるポーンA1Ver.2.0をベースに商品化決定です。
より機能性を重視した突起物の少ないデザインと暗色のカラーリングは特殊部隊の様な雰囲気を醸し出し“戦場のプロフェッショナル”を演出します。センチネル/ポーンの古強者というイメージに対して、こちらは最新フォーマットといったイメージ。背面に追加されるセンサーユニットも組み換えに使用できそうなジョイントを持つ今後見逃せないポイントです。
A1カスタムに付属する頭部パーツはそんなアーマータイプのイメージにも合致する精悍な青年兵士デザイン。この頭部パーツもストーリーに登場するあるキャラクターをイメージソースとしています。 3体ともに開発進捗度は70%前後、すでに今回の出力品から得たフィードバックを反映する修正が始まっていますので、今後の続報にもご注目下さい。
シリーズ初、ネームドヒロインが登場!
■ガバナー ヴァージニア・アースクライン
初代プロデューサー、YUKIがみずからキャラクターデザインを手がけたストーリー本編ヒロイン、ヴァージニア・アースクラインの商品化を発表しました。女性型ガバナーとしては初となる非戦闘員モデルは遊びの幅も広げてくれるはずです。原型制作はこれから着手となりますが、新規造形のロングヘアー頭部、細い腕部やスカートなどの造形にも注目したい所です。
こちらは配信で約束したパネルの再掲。時間が足りず全てを読めなかった“初代の書き込み”もここならバッチリ読めちゃいます。戦場で戦うための軍服ではなくオフィスで活動する為の服飾デザインは原型チームとやり取りしつつ進められました。
■ガバナー 白の女王:ヴァージニア・アースクライン
ヴァージニア・アースクラインのもう一つの姿、現地視察やテストパイロットとして活動する際に着用する謹製のアーマータイプを纏った姿「白の女王」も発表。ポーン、ナイト、ルークなどこれまでもチェスのコマをモチーフに展開されてきたガバナー達に続き、“クイーン”に相当する装備です。これまでLATローズ系しかなかった女性用アーマータイプにも選択肢が広がります。
可動はもちろんの事、分割や配色についても原型チームと綿密なやり取りを行いつつデザインされた新アーマータイプは、カスタムを見越したオプションパーツも付属し想像力を刺激してくれます。新規デザインのヘッドセットタイプの頭部も付属。
■ガバナー アースクライン・バイオメカニクス オペレーターズ
そしてネームドキャラではない専属オペレーターを望むであろうガバナーの声を先回りして、
頭部はどこかで見たことのある彼女たち…「私たちはキャンバス、アースクラインのオペレーターにだってなれる!」ボディの制服はヴァージニアの胸部にあるクイーンジェムつきリボンをネクタイに、スカートを動きやすそうなキュロットに変更されています。
そして、新作ヘキサギア編
■レイブレード・インパルス Reloadead
こちらは新作というよりデコマス完成のご報告。戦闘で破壊された「レイブレード・インパルス」がアースクライン・バイオニクスによって再建された姿は、初代の意匠を受け継ぎつつも最新のフォーマットに合わせた完全新規モデルとして生まれ変わりました。
並べてみると歴然の対格差。腰を落とした状態で初代よりもわずかに大きいほどの違いがあります。ガバナーの【アドバンスアーマープロジェクト】同様、6年の歳月を超えて進化した各部デザインも注目ポイント。
体格やデザインだけでなく内部構造も完全に別物になっており、ビークルモードへのシステムコンバート能力を維持したまま「L.O.Z」(ロードオブゾアテックス)に匹敵する可動範囲と組み換え性能を実現しています。
初代モデルでは無かった新機構としてビークルモード時用のロック機構も新設。前腕部から引き出す3㎜ピンをモモ装甲の3㎜穴に固定する構造なので、カスタムハードポイントとしても使用可能です。
ボーナスパーツとしてバイク形態に組み換え可能な新規造形のフロントフォーク、リアサスアームと大型のタイヤが付属。今回、タイヤは全てプラ製とした事で経年劣化に強い構成となり、デザインもバイクやロボットに必要な“傾けた状態”を作りやすい肩の無いタイプとなっています。各タイヤはヘキサグラムによる接続なのでカスタム性も良好。
そしてガバナーが二人乗りする事も可能なタンデムタイプのシートも付属しています。1/12クラスのキットがらくらく跨れるサイズでの構築も可能なため、他シリーズの為のバイク制作にも有用です。パネルではメガロマリアからプリンシパルさんに乗ってもらっています。リアサスアーム基部もヘキサグラム接続なので、中間にパーツを追加すればホイールベースの延長も容易な構造です。
そして大型化されたレイブレード展開状態のエフェクトパーツ。初代レイブレード・インパルスを覆い隠すほどの大型クリアパーツが2枚付属します。
この流れからご紹介した新商品が・・・
■レイブレード・インパルス Reloadead コレクターズエディション
非常にわかりやすい、そして最大の特徴が「左右合わせて4振りのレイブレードを同時展開する」という夢をかなえる、A,B,C,D4種のブレードエフェクトパーツ!
もはや翼にすら見える圧倒的なインパクトのエフェクトパーツは、更にクリアーブルーの成型樹脂にラメを封入、可児裕行氏デザインによるヘキサグラム崩壊粒子のエネルギーの奔流をイメージしたプリントが施された超豪華仕様です。
4種の異なる造形のエフェクトパーツ、さらにその裏表となる8パターンは全て異なるデザインとなっており、クリアパーツを透かした反対側を透けさせることで多層的な表現となっています。
成型色は今や幻のレアキット「マスターブートレコードBOX」版のレイブレードインパルスを踏襲した“ロービジカラー”で渋い仕上がり。
追加のボーナスパーツとしてこちらも初となる頭部左右の武装パーツを反転したものも付属。
シンメトリーの組み立てが出来る他、最近流行しているディフィニッションアーマークラスの武装パーツとしても重宝しそうです。
更に、指先に表情の着いた足首パーツも左右、前後分の四つ付属し、高いポージング性能を更に活かすことが出来ます。
使用時の効果はご覧の通り。
そして「ボーナスパーツのボーナスパーツ」として通常版のReloadeadと成型色を合わせたバージョンのパーツも付属するので、両方買ってもお楽しみいただける内容となっております。
全てを装備すれば、画像の様なアグレッシブなポーズも可能。大型のエフェクトパーツもしっかりと保持する事が出来ます。
■“天頂に臨む大翼” ゼニス・リヴェール
新製品コーナーの、正に“オオトリ”として発表したのがこちらの超大型の猛禽類型ヘキサギア「ゼニス・リヴェール」。こちらも何とかイベント直前のタイミングで出力された原型モデルをご覧いただきました。
その全幅はアグニレイジの500mmを大きく更新する600mm!手前に居る「アグニレイジ」の方が小さく見えてしまします。
各部は大きく可動する為、頭部を前方へ向けカギ爪を開いた上空から獲物に襲い掛かるようなポーズも可能。
大型モデル故に各部の構造も既存の3mm、5mm、ヘキサグラムという接続システムに囚われない構造でしっかりとポージングも組み換えも出来るように設計が進められています。
大柄の機体の重量を支える脚部は中央に基本となる脚部構造から直接接地するブロックを配置する事で保持力と四本の指の細やかなポージングを両立しています。足首関節で二軸可動、前方の三本指は二か所、後方の一本は一か所で可動し、アグニレイジの約1.3倍の大きさを誇るカギ爪の足首はヘキサギアドラゴン部としても見逃せない所。
大きく広がる翼は頑丈なフレーム部分と先端部にクリアパーツを備えた片側11枚の小翼ユニットで構成されています。翼のフレーム部分も頑丈な関節で保持され、小翼ユニットはそれぞれボールジョイントで接続されているため、鳥類らしい翼で空気を掴むポージングが可能です。
風切り羽の部分には人間のてのひらの様に表情付けが出来る独立ユニットを持ち、その先端にはレイブレード・インパルスReloadeadの持つ連装型とは異なる単装型のレイブレードユニットを装備。
エフェクトパーツを取り付けるとその全幅は約900mmとなります。もはやいつもの撮影ブースには収まりきらないサイズに……。
本作ゼニス・リヴェールではシステムコンバートの代わりにボディ中央のユニットが分離する事でバイク上のビークルモードになります。ここも可動部の多い展開式のスキッドパーツや大ぶりのスラスター等、多数の注目パーツが組み込まれています。
そして、ビークルが分離した胸部には謎の空間があり…
5周年配信でも触れられていた“Reloadeadの第三の形態”を初発表…これはもしや……!
と、なった所で「続きは次回イベントで!」という形で締めさせていただきましたw
「次のイベント」となると、もはや目前にまで迫った2023全日本模型ホビーショー。
会場で何が見れるのか……お楽しみに!
更に配信第二部のラストにオマケとして、”純・糸山案件”として水面下で進行中のアイテム群のシルエットも公開させていただきました。
なんだかんだ2代目プロデューサーを名乗りつつも初代YUKIさんの引継ぎ企画が多い中、影で温めていたヘキサギア達…こちらも随時続報をお届けしてまいりますのでシルエットからの予想戦なども楽しみつつ、引き続きお付き合いいただけますと幸いです。
※ちなみにこれ以外にも多数企画進行中です☆
以上、6周年生配信アフターレポートその②「第二部、新製品発表コーナー」でした!
それでは今回はこの辺りで!
いとやま
© KOTOBUKIYA