デコマスの目のラインをトレースして修正すれば、デコマス通りの目になるかというと、
実はそうでない場合のほうが圧倒的に多い不思議。
工程時の判の変形や、ヒトの目の脳内補正も考慮しないと(以下、長くなるので略
ども。 開発の蓬莱鳥です。(`・ω・´)ノ
この短期間でかなりの数をこなして、目の修正のほうはだいたいおぼえた。 ので。
最近よく頼まれて、他の開発者の担当商品の目のタンポも修正していたりします。
さて、先週末は「アイオーン・リーネ」の梱包状態を確認 していたわけですが・・・
問題発生!! えまーじぇんしー!!
なーんて、問題にもならないぐらいの問題ですけどね・・・
問題 > 修正指示は以上。(`・ω・´)ゞ
その他に関しては問題は無かったので、
メーデー明けの明日ぐらい(?)からいよいよ現地で梱包が始まり、
来週あたりに輸出等の諸々の手続きを経て、中国から出航となる予定です。
ちなみにこの棒のようなものは何かというと・・・
このようにツインテール(右)を支える時に使うパーツです。
これで足と接続していないと、たぶんすぐに自重で変形します。
ちなみに左側は重心がほぼ真下にあり、変形の心配はないため、支えはありません。
というわけで、量産サンプルです・・・
4-Leaves 1/6スケール Tony’sヒロインコレクション 「電脳妖精アイオーン・リーネ」
>> 商品情報はコチラ
前回のブログでも触れましたが、製品として梱包されるものと同等の量産品です。
このサンプルと同等のものが今月、皆様のお手元に届きます。
たぶんホビージャパン7月号が発売される頃?
今回も目は最後まで手を入れました。
1/10ミリ単位の形状修正はもちろん、手描きでは修正不能なデコマスのブレ部分も修正しています。
羽根もカラフルで綺麗です。
透明素材の地肌に、タンポ判の入らないような細い溝、その中に更に複数色のグラデーションの羽根。
最初は「これの完全再現は無理じゃね?」と周りから言われ、
私も最初は「そうなんだ・・・(´・ω・`)ショボーン・・・」 ・・・と思っていたのですが
人類の科学は・・・技術は・・・ こんなものを作ることが出来るというのか・・・
いやいや、難しく考えすぎでした。
ある方法を試してもらったら普通にきれいなものになりました。
逆転の発想で。
めでたしめでたし。
さて、このサンプルですが、今夜、秋葉原館3Fに展示いたします。
時刻はいつになるかは未定ですが、明日(5月3日)の朝には展示が完了していると思いますので、
お近くにお立ち寄りの際は是非ご覧になってくださいませ。m(_ _)m
ではでは。(`・ω・´)ノシ
©Tony
※お使いのパソコンの環境の違いなどにより色や見え方が違う場合があります。