企画の亀山です。
本日より静岡ホビーショー開催です。
無限邂逅メガロマリアの新シリーズ発表から一年が経過し、すでに第3弾の「ノーヴィス」まで発売しているというかなりハイペースな展開を継続中。
というわけで今回もフルスロットルで情報をお届けします。
忍者型アナザー「風魔」
マリオネットスタイルの可動や演技性と相性の良いモチーフを探していたところ自然と忍者モチーフに行き着きました。クノイチ的なモチーフはプリンシパルにも感じられるかもしれませんが風魔はより日本風のデザインとして狐の仮面を取り入れました。
F氏による設定画。色分割などはコストとの戦いなのでこのまま進行するかは未定です。
忍者刀や鞘などは設計時に一部デザイン変更になっていますのでご了承ください。
アーマーパーツが増えるほど干渉する部位が増えるので可動にとっては不利になります。
しかし、これくらいなら外連味も増し可動も妨げない良いバランスなのではないでしょうか。
ヒーローと言えばマフラーというのは少々古風な考えかもしれませんが、ポージングによる絵作りには非常に高い効果を発揮します。
マリオネットスタイルのバランス感なら片足立ちもこの通り。
蹴り上げの姿勢もこの通り。素体は引き続きプリンシパルたちと同タイプを使用しています。この辺りはフレームアームズのフレームアーキテクトのように基本的には同じ素体が使われるシリーズだとお考え下さい。
低身長素体などの企画をやる時はその限りではないですが…
三連リストジョイントに装備しているのは三連の「鉤爪」。爪は独立して可動するようになっており表情を付けることができます。
付属の武器は抜刀可能な忍者刀のほかに「手裏剣」と「クナイ」を用意しました。
クナイはマスク持ち手を使って握るようになっています。
風魔用に設計されたオプション類もメタモルフォーゼユニットとしての別売りを予定しています。ただし成型色や一部オプションの有無などはある予定です。
続いては
メガロマリアM.S.Gエクスハンドユニット【女性型A】
発売済みのプリンシパルにはすでに7種の手首が付属していますが…
可動と演技性の追求を謳っているマリオネットスタイルですから手首の演技にもこだわりたい…しかい指を可動させるのは現実的ではないということで新たに7種類の完全新規造形手首を用意しました。
成型色はプリンシパルのブラックに合わせての展開を予定しています。
「サムズアップ」
ヘキサギアの担当をしていた頃アーリーガバナーに付属させたところ非常に使いやすかったのでラインナップ。ペネトレイターのようなミリタリーキャラにも似合いますし、熱血系のキャラクターにも似合うと思います。
「握り拳」
プリンシパルに殴る演技をさせたい人に朗報です。
主人公にはやはりラッシュ技が必要と考える人にもオススメですね。
「開き手」
地面や壁にぴったりと沿うような平手です。これを使うと何かを召喚するような姿勢や壁ドン、さらに逆立ち姿勢などもできるようになります。
一X(旧Twitter)ではすでに #メガロマリアバランス王選手権 というハッシュタグで検索するとオモシロ画像がたくさんあるので見てみてくださいね。
「祈り手」
かなり色々な用途に使える表情手首です。
「祈り」のポーズはもちろん「恋人繋ぎ」「パワー比べ」「ダブルスレッジハンマー」などで遊んでください。
「ピースサイン」
ノーヴィスのコトブキヤ特典で佐伯リツカの手首(10種以上)がありましたが、やはりマリオネットスタイルの硬く鋭く美しいデザインで様々な表情が欲しいということでラインナップ。カワイイポージングができるようになるので需要が高いと思います。
「印結び」
まさに今回発表した風魔のために開発された表情。
色はまったく忍んでませんがプリンシパルにもよく似合います。
「ホールド」
約5mmのものをホールドできる特殊な持ち手です。ヒーローものですから相手の腕や足をホールドして投げ技などで遊びたい。斬り飛ばした腕や足を持ちたい。鉄パイプなどにぶら下がったりヴィランが主役の首を絞めるシチュエーションなど演技の幅がとても広がることでしょう。
新規発表はこの二点だけなのですが「メフィスト」「ギリードゥ」も追加で撮影したのでご紹介しましょう。
現在、少しずつテストショットが届き始めているメフィスト。
今回の展示では残念ながらまだサフ状態ですが、年末くらいに発売を予定しているので初夏にはメーカー受注受付開始の予定です。
プリンシパルにはなかったつま先の可動を備えています。つま先が可動しないというのは「不意につま先が曲がって倒れる」ということが起きにくいのでバランス感とのトレードオフではあるのですがメフィストでは可動を重視した設計にしました。
メガロマリアスターターブックで性格付けなどが明らかになりましたが、ノベル登場はまだまだ先になりそうです。
雑誌グラビア風
こいつ色気すごいな
ギリードゥ
男性型初のメタモルフォーゼユニット持ちのDXアイテム
しかもエクスアーマーと武器両方積んだ重武装タイプです。
ロングコートの裾は基部がかなりフレキシブルに動くので風になびいたようなポージングも可能です。
サフ原型なので見えませんがバイザー奥にはツインアイが隠れています。
グレイヴアームズ2に付属のハンドガンを構える。装甲がある分メフィストよりは可動干渉がありますが立膝などは問題なくできます。
女性型との対比(ナンパ中の兄ちゃんではない)
プリンシパル(160mm)
メフィスト/ギリードゥ(180mm)
男性型は体格が良い分、重量もあります。
したがって遊びやすさを考慮した結果、肩のボールジョイントは5mm、股関節付け根は4mmを採用しています。
メタモルフォーゼユニット グレイヴアームズ2
ギリードゥが持つ十字架型の複合兵装。
ちなみに単品売りのものではカラーリングが異なります。
実際の配色はデコマスが完成してからご紹介します。
便宜上グレイヴアームズ1と呼ぶ「ヘヴィウェポンユニット04 グレイヴアームズ」は巨大かつとても分厚かったので取り回しの難しい武装でした。
今回は脇に抱えられるような薄い十字架にしようとF氏と決めました。
この巨大な十字架は光の剣を納める為の鞘です。
しかしそのままでもぶっ叩けます。
そして各ユニットを分解するとこのようになります。
メタモルフォーゼユニット エクスアーマークレリックコート
ギリードゥのエクスアーマーブラックコートの単品売りVer.ですが、カラーリングや一部仕様が異なります。
元々はギリードゥの腰に合わせて設計されているため女性型アナザーには対応しておらず、腰に装着することができないアーマー類ですが専用のフレームを使うことでコートではなくマントのように羽織ることができるようになっています。
これだけ大きいと腰に装備すると地面に引きずってしまいますね。
前側にも装甲を付けることはできますが、本体側の胸部装甲があると干渉してアーマーが外に広がってしまうので取り外すことをおすすめします。
前側の装甲は首元だけ付けるのが遊びやすいかも。
西部劇の主人公にメタモルフォーゼしたみたいですね。
さて、最後になりますが
プリンシパルのトリガーである篝火 真里亞(演:薬師寺 久遠)原型が完成しました。
発売するブランドは創彩少女庭園ですがメガロマリアと一緒に遊ぶために可動に特化した独自の構造で製作されています。
全高はプリンシパルと同じ160mm。肘・膝の二重関節や肩の前方引き出しギミックなど、マリオネットスタイルとまではいかなくとも可動性に優れた構造を採用しています。
「開演――」
右目の炎が収束し、紅きクリスタルの花が咲く。
「――プリンシパル!」
というアナザーとトリガーのそろい踏みがようやくできるようになりました。
これまで同様にリビルドが楽しい仕様になっていますので続報をお待ちください。
ちなみに画像のボディはプリンシパルにペネトレイターのコトブキヤ特典を使用しています。ペネトレイターは8月発売予定で現在ご予約受付中。
汎用性の高いパーツなのでこちら もお見逃しなく!
以上静岡ホビーショーの情報をお届けしました。
特設サイトでは企画者のQ&Aもありますので気になる方はこちらもどうぞ。
現地にいらっしゃる方は実物もご覧くださいね。
企画:亀山
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