ギリードゥ&ナイツ・シューペリア徹底解説

 

企画の亀山です。
メガロマリア男性型第二弾である「ギリードゥ」と初のビークル型アイテム「ナイツ・シューペリア」がメーカー受注受付開始となりました。

 

原型発表や発売はメフィストの方が先だったのですが、デザインはギリードゥの方が先でした。ルビーアイがナース姿で「生」を司るイメージに対してギリードゥは牧師姿で「死」を司るイメージ、そして牧師に対して悪魔をモチーフにしたメフィストという思考の連鎖でキャラクターが生まれていきました。

 

見に纏うエクスアーマーはブラックコート。ロングコートスタイルでありながら各部に可動ギミックを備えており同時開発されたナイツ・シューペリアへの搭乗も問題なくできます。

 

ではまず「ギリードゥ」から詳しく解説していきましょう。

  

こちらが素体状態。マスク部分やポニーテール以外はほぼメフィストと同形状です。

可動箇所は素体部分で「54箇所」可動します。ちなみにブラックコートとポニテの可動箇所を含めると「70箇所」を超えます。

 

手首パーツはメフィストと同形状の7種が付属。

 

素体にメタモルフォーゼユニットのブラックコートとグレイヴアームズ2を装備することでギリードゥとなります。

  

ギリードゥの開発テーマはこの重武装でマリオネットスタイルの可動域をキープすること。

 

そのため肩アーマー内部にはフレキシブルに可動するマウントパーツを使って可動性と演技性を損なわないようにしました。これにより両手で剣を構える姿などが自然に決まるようになっています。

  

 

また、ブラックコートの裾部分は複数の可動軸によって「風になびく」演出が可能。

 

フロントアーマーは前方への可動のほかに左右への捻りを加えることができます。

 

全体で見るとプリンシパルやメフィストに比べ、さすがに干渉する部分がありますが…

 

これくらいはできるようになっています。これはナイツ・シューペリアに搭乗する際に必要となるギミックでもある為、ブラックコートでもっともこだわって制作されたギミックだといえるでしょう。

 

「グレイヴアームズ2」はレーザーブレードを内蔵する巨大な鞘である。

フレキシブルに可動するアームによって背面から腰の位置まで移動させることが可能。

刀身部分は抜刀後に取り付ける仕様です。

 

剣を持つキャラクターなら一度はやってみたくなる抜刀の構え…

 

 

 

やっべかっこよ

 

クリアーパーツの成型色が美しい…メフィストのクリアーパーツも同様ですが「TokyoMark」ブランドのクリアーパーツはとても発色が良いです。

 

光を透過しやすい性質なのか、特にCG処理を施していないのにこの見映え…

 

グレイヴアームズ2の武装はレーザーブレードだけではございません。

本体から分離して二丁のハンドガンとして使用することが可能。

 

グレイヴアームズ2はそのままでも巨大なキャノン砲として使用することができ…

 

この形態では展開式のグリップを開き脇に抱えるようにして構えます。

つづいては「ナイツ・シューペリア」をご紹介しましょう。

 

ナイツ・シューペリアはメガロマリアシリーズではあるものの、「TokyoMark」ブランドの商品ではありません。

 

全長は248mmとかなりの大型サイズ。

 

ラピッドレイダーと比較してみましょう。

 

 

 

ナイツ・シューペリアとラピッドレイダーのデザインは共にF氏が担当。

ラピッドレイダーはアームドブレイカーというロボへの合体のために脚部への変形と前後での分離ギミックがメインでしたがナイツ・シューペリアは乗り物としての表現を重視しています。

  

つまり設計思想が異なるのでヘキサギアやギガンティックアームズのようなユニットを細分化することを重視した設計にはなっていません。

 

しかしブキヤバイク部の皆さんなら自由にリビルドしてしまうでしょう。

 

シートやハンドルを外してフレーム状態にしてみました。シート部分を取り外すには左右への分割が必要です。

 

実車では見る機会の少ないハブセンターステアリングのバイクとなっており、ホイールに舵角を付けることが可能。(サスペンションの機能などはありません。)

 

コンソールはクリアー成型となっており、内部にカットした紙を入れる構造になっています。

組み立て説明書の一部にこのUIが印刷されておりそこから切り取る仕様です。

 

ナイツ・シューペリアは人が乗るものというよりもギリードゥのような怪人が乗ることを想定されているため、デザインとしてライトの代わりにフロントスキャナーが装備されています。正面から見た時に有機的なパイプラインが見えるようになっており、キャラクター性を強めたデザインとなっています。

 

取り外しやすい外装パーツ群

 

裏から見るとこんな感じです。

 

アナザー ギリードゥ」 

漆黒の重装甲に身を包んだ正体不明のアナザー。トリガーによって「開花」した存在であることは確かだが、常に単独で行動しており宿主の顔を見た者はいない。

重二輪「ナイツ・シューペリア」を駆って戦場に現れ、“鞘”である背中の十字架に納められた“光の剣”の慈悲を相手に与える。

その言動は軍人のように冷徹。開花した「篝火真里亞」への接触を図っている節があるが、その動機は一切が不明である。

ナイツ・シューペリア

「警察庁と連携し、対アナザー用兵器の研究開発を行うために設立された合弁企業『M.S.G.(Machinary Suppliers Group)』が開発した戦闘用の重二輪」

 

こちらがブラックコートの走行モード。フロントアーマーは前側に跳ね上げ、裾部分は畳まれた後に後方へと移動し「風になびいている」状態になっています。

 

ヒーローをより一層輝かせる相棒(バイク)。

ぜひセットで手に入れてほしいです。

 

メタモルフォーゼユニットのブラックコートは単品版では色が異なる為

「クレリックコート」という商品名になります。また、単品版にのみ付属するパーツもあります。

 

クレリックコートをギリードゥが纏うとこんな感じ。

 

「グレイヴアームズ2」は単品版ではダークなカラーリングになりました。

「クレリックコート」と「グレイヴアームズ2」は8月中旬メーカー受注受付開始となります。

発売はギリードゥの翌月で2025年1月発売予定。

ここで重要な情報を…

ギリードゥはシリーズ最大ボリュームのDXアイテムですが、パッケージのサイズは大型パッケージではありません。

※エマちゃん先輩通常版よりも20mm薄い箱なのが信じられませんが。

価格もメタモルフォーゼユニット単品とメフィストで買い集めた場合よりもお得な戦略価格になっていますのでぜひご検討くださいね。

コトブキヤショップではさらに!

 

ギリードゥ購入でもらえるスペシャルテールパーツをご用意しました。これは創彩少女庭園の佐伯リツカのポニーテールを無色クリアーで成型したもの。ギリードゥデザイン時には国内製造の予定ではなかったためリツカのポニーテールを流用予定だった名残です。躍動感の強いリツカのポニテに変更することでアクションボーズの見栄えも変わってきますし塗装で様々な表現が可能になりますよ。

以上、ギリードゥとナイツ・シューペリアの解説でした。

次のブログはメフィストやほかのキャラクターと絡んだ画像中心の内容になります。

ではまた。

企画:亀山P

キャラクターデザイン:F(Arm-Q)

© KOTOBUKIYA

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