かんたんヘキサギア「WORLD紹介④ EX EPISODE MISSION02[魔獣追討]Chapter:04~06」

[センチねるくん]
やあ、みんな! 夏の暑さは感じない! 情報体のセンチねるくんだよ!

[ポーンA1]
ちわっす! 夏の暑さは俺の味方! ポーンA1っす!
25話の大長編エピソード、2回目っすね。今日はチャプター4~6を紹介していくっすよ!

[センチねるくん]
前回は、渓谷の第四ゲートブリッジ突破を目指す、フリットたち〈リバティー・アライアンス〉の護衛部隊の出撃前シーンで終わったんだったね。

[ポーンA1]
出撃前って、なんだかロマンチックでセンチメンタルで、ノスタルジーで、さらにエモーショナルでいいっすよね! 憧れるぅ!

[センチねるくん]
ええっと……つまり、命懸けの戦いを前にした哀愁漂う雰囲気が、大人でかっこいい……ってことかな?

[ポーンA1]
その通りっす! さすがちねるパイセン! よく分かったっすね!!

[センチねるくん]
でも、この会話もある意味、出撃前のシーンじゃないかな?
「かんたんヘキサギア」という、解説シリーズに全身全霊を掛けて挑む僕たちの……。

[ポーンA1]
はっ……! ……なんかちがーう!!!

かんたんヘキサギア「WORLD紹介」とは

ヘキサギアオフィシャルサイト内に掲載されている「WORLD」全31エピソードの内容をざっくりと、簡単に、短く、まとめた解説ブログシリーズです。ナビゲーターは「かんたんヘキサギア」の動画でお馴染みのセンチねるくんとポーンA1くん。『ヘキサギア』を始めたばかりのあなたも、忙しくて、なかなかじっくりと文章を読む時間が取れないという君も、このブログでヘキサギアの世界に浸ろう!

■ 取り扱うエピソード(全31話)
  • EPISODE:000~002(全3話)
  • EX EPISODE MISSION01[砂漠の暴君](全3話)
  • EX EPISODE MISSION02[魔獣追討](全25話)

目次

  1. EX EPISODE MISSION02 [魔獣追討] Chapter: 04 渓谷の戦い
  2. EX EPISODE MISSION02 [魔獣追討] Chapter: 05 ヴァリアントフォース
  3. EX EPISODE MISSION02[魔獣追討]Chapter: 06 ヘテロドックス
  4. まとめ

EX EPISODE MISSION02 [魔獣追討] Chapter: 04 渓谷の戦い

要約

渓谷の戦い開始! 護衛部隊のリンクスは、「エクスソード・インパルス」のAI「ゴースト」の獣性を発動し、〈ヴァリアントフォース〉の襲撃者たちを撤退へと追い込む。

【VF:カウント】
〈ヴァリアントフォース〉カウント率いる部隊が、〈リバティー・アライアンス〉の高速戦闘ヘキサギア2機との戦闘を開始。
カウントの仲間「ライトストライクボア」と「スラストハウンド」が、白いロード・インパルス「アルバ」に乗るフリットを追い詰めるも、謎の狙撃手が介入。フリットは態勢を立て直す。

***

【LA:リンクス】
一方、フリットの仲間リンクスの乗る「エクスソード・インパルス」は、「ストラトハウンド」と渓谷内で交戦。高速かつ立体的な機動で互いに攻撃をかわし合い、決定打を与えられずにいた。
ストラトハウンド」はレーザー攻撃を仕掛けるが、リンクスはこれを巧みに回避。反撃に転じる。しかし「スラストハウンド」も衝撃を受け流し、戦闘は膠着状態に。
リンクスが距離を取って体勢を立て直すと、「スラストハウンド」は突如戦闘を中断し、先ほどの狙撃手がいると思われる方向へ走り去っていった。

***

【LA:リンクス】
リンクスは「スラストハウンド」との戦闘後、カウントの乗る「ソード・ブレイカー」の奇襲攻撃を受ける。さらに空中から2機のヘキサギアが接近。
敵の数に圧倒される中、「エクスソード・インパルス」のゾアテックスによる獣性が不意に昂ぶり、暴走気味の危険な挙動へと移行していく。
激しい戦闘が展開される中、敵の目的が偵察であると見抜いたリンクスは、劣勢を打開するために「エクスソード・インパルス」のヘキサグラムを同調・共振させ、一時的に爆発的なエネルギーを引き出す「共振励起」を発動。
空中機動型の敵に、痛烈な一撃を与えると、リンクスはその機体に飛び移り、
ガトリング砲を奪って攻撃を試みる。
敵機と共に落下するリンクスを、敵の掃射が襲うが、駆け付けたフリットロード・インパルスがシールドで守り、さらに味方の支援機「エイド・ケラトプス」が制圧射撃を開始。
〈ヴァリアントフォース〉の機体は仲間を回収し、撤退していった。

今回の威力偵察を目的とした〈ヴァリアントフォース〉の攻撃により、〈リバティー・アライアンス〉側の戦力と進行ルートは敵の知るところとなった。
リンクスは愛機を休ませながら、戦闘で見せた「共振励起」の影響を警戒する。


要点まとめ

  1. 渓谷での戦闘が開始。〈ヴァリアントフォース〉のヘキサギアがフリットを追い詰めるが、謎の狙撃手の介入がそれを阻止。
  2. 一方、フリットの仲間リンクスは、「スラストハウンド」と戦闘。しかし、敵はリンクスには拘泥せず、先ほどの謎の狙撃者へと向かい、走り去る。
  3. 続いて「ソード・ブレイカー」をはじめとするヘキサギア部隊の襲撃を受けたリンクスは、「エクスソード・インパルス」の「共振励起」を発動し、戦闘を進める。
  4. 駆け付けたフリットや仲間の援護射撃によって、〈ヴァリアントフォース〉の部隊は撤退。
  5. この戦闘は〈ヴァリアントフォース〉による威力偵察を目的としたものであり、〈リバティー・アライアンス〉側の戦力と進路が露呈する。


用語集

【人物】
  • フリット
    〈アースクライン・バイオメカニクス〉専属のガバナー。愛機は白いロードインパルス「アルバ」。

  • リンクス
    〈リバティー・アライアンス〉のガバナー。フリットの仲間。愛機は「エクスソード・インパルス」。

  • カウント
    〈ヴァリアント・フォース〉のガバナー。愛機は赤いヘキサギア「ソード・ブレイカー」。

【ヘキサギア】
  • ロード・インパルス

【用語】
  • 共振励起
    レイブレード・インパルスに搭載された、ヘキサグラムを同調・共振させ、一時的に爆発的なエネルギーを引き出す機能。機体性能や兵器の威力が大幅に向上するが、使用後は全ヘキサグラムが基底状態に戻り、一定時間出力不能となる。

EX EPISODE MISSION02 [魔獣追討] Chapter: 05 ヴァリアントフォース

要約

フリットを救った謎の狙撃手。それを追う黒いヘキサギア。そして〈ヴァリアントフォース〉の遠距離砲撃部隊。それぞれの作戦が、静かに動き出す——

【VF:スラストハウンド】
〈ヴァリアントフォース〉の「スラストハウンド」は、先の戦闘で狙撃を行った狙撃機を追跡。おおよその足取りを掴む。

***

【???:狙撃手ヘルガ】
高精度レールガンを装備したヘキサギア「インパルス・レイフ《ブラックマンバ》」が、森の中で静かに立ち上がる。
ブラックマンバ〉のガバナー、ヘルガは、思いがけず先の狙撃で救った形となった〈リバティー・アライアンス〉のガバナーが何か気付いたものと結論し、また、追ってくる黒いヘキサギアにも対応すべく、進路変更を決断する。
目的の「レイブレード・グライフ」の姿すらいまだ確認できていない状況に、ヘルガは焦りを感じていた。
ブラックマンバ」に搭載されたKARMAの「シフ」は、冷静に状況を分析。闇の中、移動を開始する。

***

【VF:ザイチェフ】
一方、遠距離砲撃型ヘキサギア「ドレッドノート」を中心とする〈ヴァリアントフォース〉の砲撃部隊は、〈リバティー・アライアンス〉の車列が、第4ゲートブリッジへ向かっているとの情報を受け取り、橋上のある地点を直接射撃できるポイントへ移動していた。
この地での〈ヴァリアントフォース〉の主目的は「オールイン・ジ・アース」の回収。それを支援するため、彼らは未確認機「レイブレード・グライフ」の排除を目指す。
〈リバティー・アライアンス〉ザイツェフが指揮を執り、「ドレッドノート」の主砲「アースシェイカー」を使った長距離砲撃で、「レイブレード・グライフ」を戦闘態勢に入る前に仕留める作戦を立てていた。


要点まとめ

  1. スラストハウンドのガバナーは、フリットとの戦いに介入した、謎の狙撃手の行方を追う。
  2. 狙撃手ヘルガは、フリットに何か感付かれたものと推察し、進路変更を決断。静かに移動を開始する。
  3. ザイツェフが指揮を執る〈ヴァリアントフォース〉の砲撃部隊は、「レイブレード・グライフ」を排除するため、第四ゲートブリッジを進む、〈リバティー・アライアンス〉の車列を狙撃する計画を進める。


用語集

【人物】
  • ヘルガ
    フリットを救った謎の狙撃手。高精度レールガン装備のヘキサギア「インパルス・レイフ《ブラックマンバ》」を操る。

  • ザイツェフ
    かつては〈リバティー・アライアンス〉に属していたが、戦い続ける為、〈MSG〉へと身を投じ、その身を情報体へと転換した人物。
    遠距離砲撃型ヘキサギア「ドレッドノート」を操る。

 

【ヘキサギア】

EX EPISODE MISSION02[魔獣追討]Chapter: 06 ヘテロドックス

要約

アナデンの自警団に所属するマーカスは、自分達だけで〈リバティー・アライアンス〉の部隊を攻撃する準備を秘かに進める。

【ヘテロドックス:マーカス】
鉱山都市アナデンの自警団に属するガバナー マーカスは、過去の戦闘で身体の一部が欠損し、機械化されている。彼は常人を超える運動能力や筋力を有する自身の身体に満足していたが、かつて所属していた〈リバティー・アライアンス〉では、それを理由に差別的な扱いを受けていた。
愛機「プロキオンⅡ」の整備を行っていた彼だったが、
時を同じくして、渓谷斜面に建設した発射場では、マーカスの仲間たちが、高高度上昇ブースターの発射準備を進めていた。彼らはそのブースターを使って「プロキオンⅡ」を高空へと打ち上げ、この地に踏み込んだ〈リバティー・アライアンス〉に一撃を加えるつもりだった。

マーカスは、友人のジョゼフから、共に〈ヴァリアントフォース〉へ移籍し「情報体」となるよう誘われる。
しかし、彼は、「人として生き、納得して死ぬ」ことを選ぶ。人として生きることを選んだマーカスと、情報体への移行を望むジョセフの道は、ここで分かたれた。


要点まとめ

  1. 鉱山都市アナデンの自警団に所属するマーカスは、身体の一部を機械化しているが、かつて所属していた〈リバティー・アライアンス〉では、それを理由に差別的な扱いを受けていた。
  2. マーカスとその仲間たちは、この地に足を踏み入れた〈リバティー・アライアンス〉の部隊への攻撃を企図している。
  3. マーカスは、友人ジョゼフに、ともにヴァリアントフォースへ行き、「情報体」となる誘いを受けるが、これを拒絶する。


用語集

【人物】
  • マーカス
    鉱山都市アナデンの自警団に所属するガバナー。過去の戦闘で欠損した身体の一部を機械化している。愛機は「プロキオンⅡ」。

  • ジョゼフ
    アナデンの自警団の一人。脳髄などわずかな器官以外は、すべて機械化された身体を持つ。
    独自のAIを搭載したヘキサギア「フォクサロイド」を操る。

【ヘキサギア】

【用語】
  • 鉱山都市アナデン
    〈リバティー・アライアンス〉と〈ヴァリアントフォース〉、どちらの陣営にも属さない〈ヘテロドックス〉のひとつで、中立地帯にある鉱山都市。行き場を失くした者たちの数少ない居場所。

  • 情報体
    人間としての肉体を捨て、記憶や知識をデータ化。機械の身体にダウンロードして活動する人々のこと。
    その多くがSANATの提唱する「プロジェクト・リ・ジェネシス」の思想に賛同を示す者たちで、〈MSGヴァリアントフォース〉の部隊に属するが、一部例外も存在する。

EX EPISODE MISSION02[魔獣追討]Chapter:01~03 まとめ

[ポーンA1]
今回は、遠距離攻撃部隊の出番が多かったっすね。
フリットを救った謎の狙撃手に、〈リバティー・アライアンス〉の車列を狙うVFの砲撃部隊……。準備は整った、これから動き出すぜ……って感じ!

[センチねるくん]
そうだね。今回は比較的静かな章だったけれど、その分、これからの展開に期待が高まってきた。
謎の砲撃主は一体何を狙っているの? VFの遠距離砲撃作戦は上手くいくの? ってね。

[ポーンA1]
それに、鉱山都市アナデンの自警団! 彼らの動きにも注目っすね。
彼らが進めている、高高度上昇ブースターの発射準備、〈リバティー・アライアンス〉が標的みたいだけれど……。

[センチねるくん]
う~ん。〈リバティー・アライアンス〉と〈ヴァリアントフォース〉の戦いに、〈ヘテロドックス〉の思惑が交わって、複雑な展開になってきたなあ。

[ポーンA1]
殺伐とした三角関係って感じっすね!

[センチねるくん]
殺伐としすぎてない……? 「愛憎渦巻く」の「憎」しか渦巻いてないような……

[ポーンA1]
俺とちねるパイセンの関係は「愛憎相半ばする」って感じっすけど!

[センチねるくん]
そうだったの!? 僕は愛しか感じてなかったよっ!!

リンク集

■かんたんヘキサギア「WORLD紹介」

■ヘキサギアオフィシャルサイト

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