最新作「鷺沢文香-off stage-」でシリーズ第六弾となる「off stage」シリーズ。
本日はシリーズ第六弾にラインナップされた鷺沢文香さんの誕生日を記念して、
只今予約受付中の「鷺沢文香-off stage-」を中心に、シリーズの魅力に迫る企画者インタビューをお届けします!
まずは簡単な自己紹介と、「アイドルマスター」(以降アイマス)シリーズとの関わりについて教えてください
コトブキヤで企画をしております、えーきちと申します。メインはフィギュア商品の企画をしてまして、『アイドルマスター シンデレラガールズ(以降シンデレラガールズ)』も含めた『アイドルマスター』シリーズのフィギュアは現在全て自分が担当させてもらっています。
『アイドルマスター』シリーズのコトブキヤくじ(コトブキヤが販売しているオンラインくじ)の企画担当もしています。
アイマスは個人的にもお好きですか?
あまり語るとなかなか本題に入れないので割愛しますが、アイマスにハマってなかったら100%コトブキヤには入ってなかったと思います(笑)
就活もホビー業界に関してはアイマスの仕事ができそうなところからせめていったくらい(笑)
そう考えると間違いなく自分の人生に一番影響を与えた作品だと思います。
こと仕事に関していえば好きだから担当作品の中で特別扱いということはありませんが、それでも思い入れがある作品なのは間違いないですね。
なるほど(笑)
そんなアイマスの中の一つ、シンデレラガールズのフィギュアシリーズとして展開している「off stage」ですが、シリーズのコンセプトと、シリーズ発足のきっかけはなんでしょうか?
入社した時から企画になりたかったのですが、入社後5年くらいは営業をやっていまして、念願かなって企画になったのがだいたい2019年頃。シンデレラガールズでいうとアニメもとっくに放映され、『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ(以降デレステ)』もリリースから4年以上経過している頃。すでに他社メーカーさんからは多数のアイドルがフィギュア化されている状況でした。
そんな完全な後発となる中で、すでに出ているフィギュアとの差別化を図りつつ、作品の魅力をしっかり伝えることができる商品を出したいと思い、シリーズものとしての展開を検討しました。
その差別化が「off stage」のコンセプトになるわけですね
はい。アイマスの魅力といえばステージで華やかに歌って踊るアイドル、それは間違いないと思っています。でも、そんな目標となるステージにあがるために、日々悩んだり努力する姿や、プロデューサーとのやりとりも、同じくらい大事なアイマスの魅力だと思っています。実際ゲームやアニメでもそういったステージに立っていない時のアイドルたちのことを見るほうが多いですしね。
↓off stage発表時に公開されたシリーズのコンセプト
さらに、オフの時のほうがアイドル毎のパーソナルな部分がフィギュアに反映させやすいのも強みになると思いました。例えば鷺沢文香であれば、直接的に本を手に持って読書している姿を立体化できるので。
これまで6人が商品化されましたが、ラインナップはどうやって決めているのでしょう?また、モチーフ元となるイラストの決め方は?
いくつかレギュレーションのようなものもあるのですが、それ以外はシリーズのコンセプトに合っているいかどうかがなにより重要です。
モチーフになるイラストに関しても、シリーズのコンセプトに沿ってるかはもちろん、そのイラストがファンにとって思い入れのあるものかというのも可能な限り気を付けています。例えば第一弾としてトップバッターを務めた三船美優さんは、それまであまり語られることのなかった三船さんのパーソナルな部分が多数判明したゲーム内イベント「アイドルプロデュース 鎌倉あじさい巡り」の時の「[ティアドロップ]三船美優」がモチーフで、当時を知るプロデューサーさんにとっては思い入れが深いイラストの一つだと思っています。
実際原型画像の一部を公開してフィギュアが[ティアドロップ]だと判明した時に、多くのプロデューサーさんが喜んでくれた時にはとても嬉しかったです…!ぶっちゃけ社内からはデレステで未登場かつ当時でも何年も前のイベントのイラストということで、けっこう懸念の声も多かったので(笑)
もう一つ話を戻すと、モチーフ元のイラストの決め方として一つ大切にしているのは、初立体化のアイドルはいきなり個性的といいますか、変化球的なものにならないように気を付けてます。やはり初立体化というのはそのアイドルのファンやプロデューサーにとって大事なものだと思うので、最初はギャップよりも王道寄りのシチュエーションがいいかなと。
具体的には三船さんは先述の通り彼女の代表カードの一つとなった[ティアドロップ]、相葉夕美ちゃんはTVアニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ劇場」の火曜シンデレラシアター第一話にも抜擢された、ピクニックがテーマの[ふんわり花乙女]を選びました。
お気に入りの衣装やシチュエーションは人それぞれでしょうが、一人でも多くの人に喜んでもらえるシチュエーションになっていたら嬉しいです。
↓それぞれ[ティアドロップ]と[ふんわり花乙女]をモチーフに初立体化した「三船美優-off stage-」「相葉夕美-off stage-」
それでは今回のメインとなる鷺沢文香-off stage-ですが、ずばり見どころはどこでしょう?
先ほど話した内容と少し被りますが、文香の「本好き」という個性を一番直接的に表現できたフィギュアにできたのではないかなと思います。
それと、個人的に文香はルーズ気味な服とストールを巻いている印象が強いので、そういった文香らしさのあるファッションも楽しめるフィギュアになってると思います。一方で、「小悪魔コーデ」ということで普段の文香よりも少し責めた衣装でもあるので、文香「らしさ」と「ギャップ」両方が楽しめるフィギュアになっていると思います。
また、Limited Editionには文香の前髪を変更できるパーツがつくんですが、文香の前髪にここまで真剣に取り組んだフィギュアはうちが初なんじゃないかと勝手に思っています。
アイマスを知らない人からは「どこが変わったの?」と聞かれるんですが、この違いが大きいんです!!(笑)
↓Limited Edition付属の「前髪変更パーツ」を使って髪型を変えた文香。「オフ」と「オン」で髪型が変わる文香の両パターンを再現することが可能。
逆に苦労したところはありますか?
立体物的な観点でいうと、モチーフ元となっている[一瞬の誘惑] が「正面座り」かつ「俯瞰視点」という、フィギュア化するには難易度の高い構図だったので普段よりも少しアレンジを強めで行いました。正面座りだと股~膝上が隠れる関係で体のバランスがおかしく見えてしまいがちなので、元イラストのイメージを損なわない程度にメインカットの体の向きを横に振りました。下の回転動画なんかを見ると、カメラ位置が同じでも真正面か少し横にするかで見え方のバランスがかなり変わるのがわかるんじゃないかと思います(髪型ではなく文香の顔を基準に見るとわかりやすいかもしれません…!)
「off stage」シリーズはLimited Editionがあるのも特徴ですが、これはなぜなんでしょうか?
直営店限定で特典付きの所謂「豪華版」を発売する商品は他にもあるんですが、off stageの場合はA4近いサイズのアクリルボードに差し替えパーツ複数個と、他作品と比べても特典のボリュームが少し多めです。
コトブキヤの直営店はかなり長いことアイマスの商品を取り扱っていて、ありがたいことにプロデューサーの皆さんにもお店として認知してもらえております。そして直営店でご購入いただくと、平たい話が利益率は上がるんですね。そんな直営店で得られる+αの利益を恩返ししている感じです。
↓フィギュアと並べるとそのサイズ感にビックリ!高さ28cmのアクリルボード
皆さまも気になっているであろう、「off stage」シリーズの今後は?
実のところいうと、まだ未定なんです。
お仕事でやっている以上、今ある商品で数字を出すことが最も次に繋がるので、ご予約がまだの方はぜひご予約を!!メーカー締切は12月5日です!!
最後に、「off stage」シリーズを応援しているファン並びにプロデューサーさんへ一言!
シリーズを追ってくださっている方、どうもありがとうございます!まだ買ったことないけど興味をお持ちの方、きっと後悔させないのでぜひお手に取ってみてください!
企画者はたぶんだいぶ皆様側の人間です(笑)運よくずっと夢見ていた商品を企画する仕事にはつけましたが、あくまで自分は商品化を実際に実行する役であって、皆様のご協力なくして商品化は成り立ちませんので、今後ともよろしくお願いいたします!
商品情報
今回ご紹介した「鷺沢文香-off stage-」はただいま予約受付中!
▼通常版はこちら!
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▼詳細はこちら
関連情報
鷺沢文香-off stage-PV放映開始!
コトブキヤ秋葉原館に新たに設置された屋外大型LEDビジョン「コトブキヤビジョン・アキバ」で、
「鷺沢文香-off stage-」のPVが本日より放映開始!
秋葉原にお越しの方はぜひお立ち寄りください♪
※秋葉原館でのデコマス展示は終了しておりますのでご注意ください
宣伝用フライヤー配布開始!
全国のコトブキヤショップで「鷺沢文香-off stage-Limited Edition」の宣伝用フライヤーを順次配布開始!
ぜひお店でチェックしてくださいね。
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※撮影の条件・お使いのパソコンの環境などによって、色・見え方が違う場合がございます。