フォルムアームズ「翔龍機 グランドライザー」作例紹介第三弾

こんにちは、seraです

グランドライザーの作例制作、第三弾となります!

最後となる今回は「自分の中のカッコいいを追求する!」というテーマで作例をご紹介していきます

 

◆作例3:蒼龍機 グランドラウザー

3体目は1,2体目とは少し異なり、私がグランドライザーを純粋にカッコよくアップデートするとどうなるかというコンセプトで制作しています

言うならば「グランドライザーコンペ」というコンペがあったとして、入賞を目指すならどんな構成にするか、という事ですね

 

なので今回はミキシングのお話はもとより、私なりのコンペに挑むときのやり方なんかにも触れていきたいと思います

使用パーツは過去のフレームアームズのコンテストでのレギュレーションに準拠するかたちで「翔龍機 グランドライザー」の他に今回はヘキサギアとM.S.Gをミキシング

また仕上げにハイキューパーツ様の水転写式デカールを使用しています

 

肩と脚の追加装備はポジションを変更して攻撃形態へと変形します

たった二か所の変形ですが、脚部と肩というシルエットを構成するうえで重要な部位なのでかなり印象が変わりますね

脚部はパッと見で「変形するな!」と感じ取れた部分かと思いますが、肩の方は感じ取れなかったかもしれません

 

コンペって最初のインパクトが結構重要だと思ってて、単純に「カッコいい!」と思ってもらうことはもちろん、「この部分は変形するな」という予想通りと「そこが変形!?」という予想を裏切る要素の複数のインパクトを感じてもらう狙いですね

ここでは装備の変形にフォーカスしてますが、パーツの使い方や塗装方法なんかでも同様ですね 

 

肩の追加装備

パーツ構成が複雑なので簡単に内訳を表記しておきました

肩としても手甲としても成立するように意識して構成してます

関節をうまく配置して装甲が移動するようにしているので、各ポジションでシルエットも意外と変わってます

アグニレイジの爪部分なんかは、肩装備時はシリンダー基部のようにも見えますね

 

膝追加装備

通常時と攻撃時でかなり機体のシルエット変化に貢献してるパーツですね

膝そのものの可動とフレキシブルな関節でアクション時は「蹴り」を魅せるためにも貢献してます

 

テール部

背面を印象深く仕上げるのは私の癖というか好みの話になるんですが、テールパーツはその中でも効果が高い部位ですね

末広がりのシルエットにもしやすく、ここのボリュームを増すと機体の低重心化にもひと役買ってくれます

 

延長部

全体のボリュームを増しつつスマートな印象も残すために数か所の延長工作をしています

足首は延長しつつブレードの固定具を兼ねた構成に

二の腕はシンプルにショートパイプを噛ませているだけです

首は少し手間をかけてプラバンで1mm長くしています

この辺りの塩梅は結構デリケートで、やりすぎても変に長くなってしまうだけなので難しいところ

迷ったら、カッコいいと思ったロボットの手足のバランスを真似てみる、とかもアリですね

 

改めて組み上げた状態

蒼龍機 グランドラウザー!

 

手首はノーマルハンド・ネオを使用してアクションの幅を広げています

 

設定的にはグランドライザーの二番機を攻防一体の追加装備でグレードアップした、というイメージですね

翔龍機の名前の一部にもなっている龍の要素をもう少しわかりやすく前に出してみてます

メタルグリーンの箇所は龍のウロコイメージ、膝ブレードは角度によって尻尾に見えたりします(露骨な尻尾を付けたくなかったということもありw)

 

という事で三体目、ご紹介させていただきました

記事内で何度か「シルエット」というワードを使っていますが、シルエットと色の印象で初めのインパクトは決まるといっても過言ではないので、もし何かの模型コンペに挑むことがあればこのことを思い出していただけると幸いです

 

最後に今回の作例三体をまとめて

全三回の作例紹介を通してグランドライザーの魅力が伝わったのではないかと思います

汎用性の高いデザインに仕上げたこともあって同じグランドライザーをベースとしていてもかなり印象の違う作品が作れますし、モデラー一人一人の個性を表現するのに向いている題材なのではないかとも思いますね

 

購入を迷っているそこのあなた!まだ予約受付中ですよ!

 

それではまたどこかでお会いしましょう!

 

sera

 


ということで、翔龍機 グランドライザーのデザイン・原型のseraさんによる作例製作ブログを3連続でお送りいたしました。

購入後の製作の際のインスピレーションの一助になれば幸いです。

ぜひご予約もお忘れなく!

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