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受注開始直前!『ソフィエラ』製品レビュー!

皆さんはじめまして!
コトブキヤプラモデルチームの佐々木です。

気づけば今年も早4月。皆さんお花見行けましたか?

このブログをご覧の皆様の中には、進学や就職で新たな生活が始まった方も多くいらっしゃることでしょう。そんな私も今年からプラモデルチームに配属されたばかりで、日々プロデューサー「ばーちー」や「☆お芋男爵☆」からプラモのいろはを教わっております。
どうぞよろしくお願いします。


挨拶はこのくらいにして、早速本題に移りましょう。

いよいよ2024年4/17(水)に受注開始を控えた『ソフィエラ』。
本日はその”受注開始直前商品レビュー”を行って参ります。
今回もギミックが満載に詰め込まれたシリーズ待望の新キャラクター『ソフィエラ』ですが、そんな本キットの魅力が少しでも多くの方に伝わるよう全力で紹介していこうと思います!
どうぞ最後までお付き合いください。


『ソフィエラ』とは

アルカナディアシリーズ第5弾『ソフィエラ』
第2弾ヴェルルッタに次ぐ2体目の悪魔型ディアーズです。

ちなみにこれまで登場したディアーズ達の種族をおさらいすると
「天使型:ルミティア」
「悪魔型:ヴェルルッタ」
「獣人型:ユクモ、エレーナ」となりますね。

プロフィールによると
”アルカナディアの世界における「七魔槍」の一人で相当の実力者であり、戦闘時には余裕の表情で敵をいたぶることに快楽すら感じるという”

、、これはなかなか強キャラの予感がしますね。

では早速、実際の商品を見ながら説明をしていきましょう。

表情パーツ


まずは表情パーツから。
これまでのアルカナディアシリーズと同様にタンポ済みパーツが4種類付属します。
どの表情も素敵ですね。

毎回思うのがこのタンポ印刷のクオリティの高さ、これは開発チームと工場スタッフによって培われた、まさに匠の技だなと。
今回も素晴らしい出来栄えです。

個人的には八重歯がちらりと覗く「笑い顔」が推しです。

続いてボディの説明にまいります。
 

ノーマルモード「頭部・上半身」

まずはノーマルモードから、何と言っても注目いただきたのは髪の毛の造形の細かさ!
そしてアルカナディア初のツインテールキャラとなっております!良い。

角の造形もシャープで、同じ魔族のヴェルルッタと比較してもスラっと上方向に伸びた角が新鮮です。
角はもちろんこれまで通り、隙間を埋める専用パーツが封入されているのでお好みで着脱が可能。

次に、首元の襟飾りにご注目!
このサイズでリボン部分と薔薇が別パーツ構成となっております。非常に細かい!

なんというスタイル

胸部の黒い紐は塗装済みパーツとなります。こちらも細かい部分なので、塗装済みになっているのは嬉しいポイントですね!
また”おへそ”部分のハートマークにご注目ください。こちらも衣装部と肌色部でパーツ分割がされており、質感が非常に高いです。

腰につけられた白いリボンと薔薇の飾りも当然のように別パーツ。丁寧に色分けされております。

さらに脚部に目を移すと、太ももに配置された薔薇付きの紫色をしたリボンや、黒いガーターベルトの部分に至るまで全てが別パーツで成形されております。恐ろしい。

続いて背面を見ていきましょう。
小さな4枚羽がとても可愛いらしいですね!

…そして皆様、お気づきでしょうか?

お分かりいただけただろうか


これまでのシリーズでは大きな羽をしっかりと支えるため、本体背中側に六角形のジョイント穴が設けられていましたが、今回のソフィエラではその位置が腰の軸受け部分に移っています。これにより本体側に穴を空ける必要が無くなり、背中の造形を追及することができました。

実はこの仕様

「次のディアーズは羽を腰から生やしたデザインにしたい!」

というプロデューサーのアイディアから生まれた副産物なのですが、結果としてこの美しい背中が生み出されました。

続いて上腕部分にご注目ください。
腕を覆う白いアームカバーと肌との境目の波打つデザインが実に精緻に再現されています。しかし!この場所は本来腕の軸可動が組み込まれる部分です。

このままでは、ソフィエラの腕を回転させることが出来ません。

どうすれば…

そこで!

この波打ちデザインを採用しつつ、腕の軸可動を実現するために、肩と肘の間にある紫色のレースのパーツを上・中・下段の3パーツ分け、この部分に可動を仕込むことにしたのです!
この機構により、デザイン性と腕の回転を両立させることに成功しました。
なんて柔軟なアイディアだ。

この辺りのギミックはKOTOBUKIYA TV「ロックマン/アルカナディアトークライブ @コトブキヤコレクション2024」の2:34:08付近をご覧いただくと、より分かりやすいかと。

ウィライズモード

ウィライズモードにチェンジすることで、ツインテール根元のリボンにはフリルが追加され、頭部の装飾もエンゲージリング→ティアラに変わります。

右肩に追加される装甲は、先ほど説明した上腕の3段機構の中段部分パーツを、3㎜ピン付きパーツへ差し替えることで装着可能となります。一方左腕は、手首部分に装甲が追加となり、右と左で非対称(アシンメトリー)なデザインとなっております。

どちらも装甲も非常に細かく色分けされていますね。


『ノーマル⇔ウィライズ

胸部パーツは丸ごと差し替える仕様となっており、ご覧のようにモードチェンジの前後で全く異なるデザインへと変貌します。


この「ノーマル⇔ウィライズ」時のデザインの大きな変化は、ソフィエラというキャラクターに強い”二面性”を持たせたかった為に誕生しました。この”二面性”という特徴を、どう造形に落とし込めば皆様に伝わるのか試行錯誤を重ねた結果、現在のようにモードチェンジ前後でデザインが大きく変わるキャラクターとなったのです。

ノーマルモードではホワイトカラーを基調とした一見「天使」の様に見える外見から、一転してブラックカラーを基調とし「悪魔」の様な見た目に変化するという、このデザインの”振り幅”によって彼女の持つ二面性を強く表現しています。


モードチェンジでこれ程見た目が変化するディアーズは初となりますが、これは意図したものであり、今回の企画にあたってプロデューサーのばーちーが特に拘った部分でもあります。

ディアマスターの皆様も、ソフィエラを迎え入れた暁には、是非このデザインの変化を感じてください!

続いて脚部のモードチェンジでは、紫のリボン部から下を丸ごと差し替えます。
膝部分に迫力のある装甲が装備されていますね。

よく見るとこの膝装甲、左右の大きさがびみょーに違うのがお判りでしょうか?(左の装甲が右より若干大さい)
さきほど肩と腕にも見られたアシンメトリーデザインがこちらでも採用されています。
実はこの部分メインデザイナーnecömi先生の拘りポイントなのです!

ちなみに左膝の大きい方の装甲ですが、右肩の装甲と同形状・同サイズなので、組み替えで両肩を同じ装甲にすることもできますよ。

羽、尻尾、装備

ここからがレビュー本番だ


というのは冗談ですが、『ソフィエラ』ウィライズモードの大きな特徴でもある迫力満点の羽パーツを紹介していきましょう。

まず目を引くのは腰から大きく発達した金色(こんじき)の基部パーツ。重厚感のあるデザインはどこか甲殻類の外殻のように見えつつ、悪魔的な禍々しいオーラを放っています。
その基部から伸びた4枚の羽は先端部が美しいクリアピンクパーツで成型されており、主翼としての圧倒的な存在感を放っています。
そしてこの先端部、これまでサフ状態のみの公開でしたが、実はクリアパーツだったんですよ!この仕様を予測できた方いますでしょうか!?いたら凄い!

今回ようやく全容を皆様にお披露目することができましたが、驚いていただけたら幸いです。

次に主翼より下部に位置した「尾羽(おばね)」部分。
こちらも主翼同様に左右2枚ずつの計4枚構成です。

デザイン面で主翼と大きく差別化しつつも、こちらも負けず劣らず精緻なディティールとなっており、主翼と相まってソフィエラのキャラクターデザインに厚みを持たせています。

細かいところですが、この基部部分には小さな”ハートモチーフ”が刻印されています。(そしてよく見るとこのパーツ自体もハート型です。細部まで抜かり無いデザイン)

そして注目いただきたのが、この尾羽の可動
3㎜ボールジョイント可動と軸可動を両方併せ持つことで、主翼よりも遥かに高い可動域を誇ります。実にグリグリ動きます。

そのため、ご覧の通り2枚の羽が重なったような状態にすることも容易です。

さらに主翼・尾羽はどちらも「大きな羽2枚」+「小さな羽2枚」の計4枚構成となっているので、例えばソフェラを2体お迎えすると、上下の羽をそれぞれ同じ大きさに揃えるといったカスタマイズも可能に!

そしてこの主翼にはさらに隠されたギミックが…
それがこちら

なんということだ

このように主翼を基部から引き抜くことで、剣のように持たせることができるのです。
ソフィエラの近接戦闘モードですね。

前述の通り、この主翼は大小サイズ違いの羽が2枚ずつの構成となっているので、「長剣×2」として両手に装備させたり、大小それぞれで「長剣&小太刀の二刀流」を表現するなど、様々な戦闘シチュエーションを再現可能なのです!


さらにディスプレイを工夫することで、このようにソフィエラの周囲を守る支援兵器のように配置することもできます。遊びの幅が広すぎる。

ヴェルルッタ「あの翼はソフィエラの魔力で自立機動しながら、狙った相手が倒れるまで追跡をやめない、おそろしい兵器なんだ…」


なんてオリジナル設定を考えてみても良いですね。


「私の翼からどこまで逃げられるかしら、頑張ってみてね♪」




忘れてはならない、皆様が気になるであろう”尻尾”部分も、ウィライズモードになることで長く鋭くパワーアップ。1つ1つの節(ふし)は独立しており、ボールジョイント接続の採用により柔軟な可動と保持力を両立しているため、どの角度でもばっちりポーズが決まります。

このようなパーツは少し流れを変えるだけでキャラクターの表情がガラリと変わるので、ついつい時間を忘れてポージングに熱中してしまいますね。


極めつけはこの大鎌!


ご覧の通り、刃も柄も柄も非常に細かく色分けがされており、とてつもない情報量です。
この鎌単体でも商品になるボリュームなんだよなあ。


これまでシリーズに登場した武器の中でも、最も殺傷力が高そうな見た目です。

美しさ・可愛さだけでなく冷酷さも併せ持つあたり、流石は”悪魔型”ディアーズといった趣でしょうか。

さらに実はこの鎌、柄(え)の部分が折れたとしても根本の部分を直接グリップするとで”近接破裁(はさい)武器”として扱えるという、恐ろしいギミックが仕込まれています。


”激しい戦闘の最中に、わざと鎌の柄を折らせて油断をさせ、不用意に近づいた相手をこの破裁形態で両断する…!”


思わずそんなソフィエラの恐ろしい戦闘スタイル妄想が捗る仕様となっています。


さて…
ここまで怒涛の勢いで本商品の説明してきましたが、皆様ついてきていただけているでしょうか?
正直なところ、このソフィエラという製品にはまだまだ語りつくせない程の魅力・ギミックが詰め込まれているため、これ以上は実際にお手に取っていただくことで、体感していただきたいです。


なので、ここで少し趣向を変え、このような写真を用意してみました。







優勝ですね。

大人らしい雰囲気を持つソフィエラであれば、このような撮影も難無くこなしてくれます。


先日公開されたアニメ「ゆるカナ27話」において旧知の仲が示唆されていたソフィエラとヴェルルッタの二人。
もしかしら昔こんな大喧嘩を行い、その後に友情が芽生えたのかもしれませんね。



ソフィエラとユクモ…尊い世界。
しかし意外な組み合わせかも?

…もしや今後の「ゆるカナ」において、この2人にも新たな展開があるのでしょうか…!?

そんな2人の今後が見られるかもしれない”アニメ「ゆるカナ」”はYouTubeチャンネル「KOTOBUKIYA TV」にて隔週金曜日に最新話が更新となっております!是非ご覧ください♪
(※こちらは2024年4月現在の情報となっております。)


店舗特典

そして忘れてはいけないのが店舗特典。今回も当然ご用意しております。

コトブキヤ各店およびコトブキヤオンラインショップで購入いただいたお客様には、店舗特典「特別カラー髪パーツ」が付属いたします。
通常の白い髪色から大きく印象が変わるこちらの髪色も、非常に良く似合っていますね。
こちらもどうぞお見逃しなく!


描きおろしイラスト!

ここで皆様にとっておきのプレゼントを。
シリーズのメインデザイナーを務めるnecömi先生より、先ほど出来立てのイラストが届きましたので、本ブログで初公開とさせていただきます!


それでは見ていただきましょう!どうぞ!




necömi先生いつも素晴らしいイラストをありがとうございます!




ここまで読んでいただいた皆様、ありがとうございます。
造形精度、ギミックともにシリーズ最新作として申し分のないものになっていることがお判りいただけたと思います!
さあ!
そんなソフィエラは、いよいよ明後日

2024年4/17(水)午前11時より!メーカー予約受付開始!!

となります。
その後順次、各社通販サイト様やお近くのお店でも予約開始となりますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします!

最後に

今回のブログ作成にあたり、手元にあるソフィエラの開発サンプルを眺める度に、現在コトブキヤの技術が惜しみなく投入された本当にいいキットだなと何度も感じました。
プロデューサーばーちー、necömi先生、その他すべてのチームが一丸となって商品化された「ソフィエラ」を是非お見逃しなく!

そして2024年もますます加速する”アルカナディアシリーズ”を、どうぞ宜しくお願い致します!

それでは本日はこの辺りで。

佐々木

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