メガミ4周年選手権特別賞発表!!
メガミマスターの皆様こんばんは!
2020/12/20に配信いたしましたメガミデバイス4周年トークライブにて「メガミ4周年選手権」特別賞の発表が行われました。受賞者の皆様おめでとうございます!
■鳥山賞
4機並ぶとまさに戦闘のプロチームといった風格です。それぞれに専用装備が盛り過ぎず物足りなさすぎずな絶妙なバランスで追加されていてカッコいい。巨大なギガンティックが舞台装置になっているのも素晴らしいです。
■コトブキヤ野内賞
てら子ちゃんかわいい。そして、気が合いますね・・・。(4周年イベントの商品購入パート参照)
■コトブキヤ青木賞
MSG組み合わせが非常に面白かったです。ここまで細かいパーツ組み合わさってるのも気持ちいいですね。
設定上の機能とM.S.Gを織り交ぜていて面白かったです。
細身の体型から重武装モードへの換装ギミック有の力作。各モードのバランスも整っており、塗装の清潔感もあって好感持てる作品です。
こんもりメカに埋まる感じ…好きです(笑)部品選び、まとめ方も非常にうまく、こう使うか!という部分が多くあり、ミキシングの楽しさが伝わる作品です。
アイプリが非常に良かったです。特にウィンク目が印象的でした。メインカットを限定すればアイプリの表現もかなり広くなると感じました…勉強になります。
■浅井賞
配色の制限を受けがちなAコースの中で、このまま商品として成立しそうなまとまりの良さ。メカディティールのパーツのみで、モコモコとした冬服であると感じさせてくれたのが「雪国ウインターコンテスト優勝」にふさわしいと思いました。展開後もバランスが良いです。
可動するフィギュアプラモである事とヴィネットの要素を無理なく絡ませ、作業中、作業後等、様々なシチュエーションを楽しむ事が出来る作品です。人型のプラモデルである事が上手く生きた設定で、何の大会で優勝したのか、という事も一目で伝わります。よく見ると作業着としてのミキシングやカラーリングもまとまっており、テーマを十二分に活かした作品だと感じました。
大改造や、イメージを大きく変える部品の使い方をしているわけでは無いのですが、ポイントを的確におさえた追加工作でウィッチにキャラクターを乗せており『メガミの楽しみ方』として大正義ストレート。塗装も撮影も美しく、グラデーションを多用したスタチューフィギュアのようなイラスト的情報量は、実に『欲しくなる』メガミです。丁寧に仕上げられた作品は、見ていてキャラクターが動き始めますね。
トレッキングというモチーフを、等身大の現実的要素に置き換えたデザインは、シンプルながらバリエーション性があり、ここからいくつもアイデアを広げる事が出来ます。キャラクターとして定番化していないモチーフを入れ込むのは難しいのですが、スポーツギアとして納得感のあるデザインにまとまっているのはお見事でした。欲を言えば、布要素を硬い素材でどう表現するかを見たかったところ。
こちらもとても綺麗にまとまった美しい仕上がり。アスラシリーズと基本配色が同じで、狐がモチーフとなると、どうしても似かよったものに見えてしまうと思うのですが、忍者でも弓兵でも無い、巫女さんのキャラクターとして成立しています。神楽鈴というアイテムの強さもありますが、それもメカパーツのバランスの良さ、巫女に見せる配置の妙あってのもので、ただ神楽鈴を持たせただけではこうはいかないと思います。『神楽舞コンテスト最優秀賞』に説得力がある仕上がりですね。
シンプルですが非常にバランスが良く、メイドキャラである事が素体状態でも武装状態でも伝わる視認性の高いデザイン。優勝メガミというテーマとの関連は直接的ではありませんが、オリジナルキャラクターとして魅力ある形です。素体状態と武装状態では、単に武器を変えるだけでなく、靴の履き替えや袖の交換など『衣装替え』の要素があり、細かな所でデザインバランスを保っています。ポージングや撮影画像も、キャラクターを見せるのに的確な内容だと思います。
スタジアムでのビール売り子さんイメージをウェイトレスへ転化したアイデアがお見事。普通にウェイトレスにするよりもこの方が、画像一枚で、何の系統の職業イメージなのかが伝わってきます。全体のまとまりのみならず、細かな要素もデザインされており、同じメガミサイズの商品と、マスターである人間サイズの商品、どちらにも対応した売り子であるのは、メガミの世界設定をより具体的に想像させてくれます。看板メガミ人気No1という設定にも納得感がありました。
実は何度か同じようなモチーフ、構成の試作を行った事があるのですが、自分はどうしても暗い方向にデザインを振ってしまいます。こちらの作品は耽美なイメージがありつつも、メガミとしての明るさも両立しています。技術の高さはもちろん、素材を活かす事と、あなくまさんご自身の作品性の双方が、高いレベルで融合していると感じました。『幻想植物品評会』という大会名もとても似合います。
受賞者の皆様おめでとうございます!後日賞品をお送りいたしますのでこちらからのご連絡をお待ちください。
ではメガミチームの総括です。
メガミデバイスもいよいよ5年目に突入です。
皆様のご声援だけでなく、このシリーズについては皆さんの参加自体がコンテンツの一部となっているタイトルですので、
今回のようなイベントはスタッフとして非常に有難い事です。
Aコースは、想像通りネタで勝負といった感じでした。…ネタで返してやったぞメガミ組体操コンテスト!(充電君組体操コンテスト一同)
Bコースは力作多数で選びきれなかったですね。他にも沢山良い作品がありました。ありがとうございます。図らずも仕事視点で見てしまいました。原型師&フィニッシャー募集。
(ほんの1パーツでレギュ違反などがありましたのでお気をつけ下さい。掲載したいのはやまやまなのですが)
Cコースは、どうなるか全く想像つかなかったコースですが、一番面白かった様に思えます。漫画、CG、写真等々。
来年も引き続きご愛顧宜しくお願いいたします!
(コトブキヤ野内秀彦)
今回は大会を自分で作るという特殊なコンペでしたが、作品もさることながら大会名もひねったものが多く、楽しんで見させてもらいました。
毎度思うのですが、作例のレベルが非常に高いです。選ぶのに難航しました。各コース力作ぞろいでしたが、個人的にグッとくるものを選ばせてもらいました。
皆さん、部品選び上手すぎです。思わず膝を叩くような使い方がたくさんありました。
4年を迎えまだまだ盛り上がって頂けることは、商品に関わっている者としても非常にうれしくなりますし、励みにもなります。
これからもガシガシ開発していきますので、支えて頂ければと思います。
(コトブキヤ青木将利)
今回は『優勝メガミ』という大喜利のようなお題に絞った事で、どうなる事かと思っていましたが、想像以上のバリエーションに富んだ作品の数々にご参加いただくことになりました。選ぶのは中々に苦しい悩みの連続で、当初選んだ時は50作品以上になってしまい、削りに削ったのですが、他のメガミチームとの被りを考慮し、それらを除外しても尚、15点以下には絞れませんでした。
今回浅井は『大会優勝メガミ』というテーマをどれだけ活かしているか、また『(動力はまだ無いものの)実在するホビーとしてのメガミ』を面白く広げているかを意識して、気になった作品をピックアップしてみました。
こういったコンペティションは、鑑賞距離や位置が影響しがちで、今回のような画像投稿の形でも、撮影技術や投稿のタイミングに印象は大きく左右されてしまいます。今回選ばせていただいた作品は「現時点での浅井個人に響いた作品15選」であり、優劣を並べたような審査のものでは無いと受け取っていただければ幸いです。
(浅井真紀)
私からは選手権全体への総括をさせて頂きます。
今回告知から2か月程度しかなかったので、どこまで盛り上がるかなと若干心配していたのですが蓋を開けてみたら怒涛の投稿に押し潰されまして安心したというより驚きのほうがずっと勝りました。
Bコースの充実っぷりは圧巻でした。新設のCコースは少なかったものの粒ぞろいで楽しかったです。今後も継続しようかと思っています。
九尾選手権のような縛りが無くやりにくかったのかAコースへの投稿が少な目に感じました。縛れば縛るほど燃える、オープンなほど腕の振るい甲斐がある、などなどこのあたりはいろいろありそうで興味深いです。
Twitterを利用したコンペ3回目ですが皆さん投稿の仕方に戦略を持ち始めているのも感じました。4枚ギッシリ投稿するのか、枚数抑えてサムネを大きく見せるのかなど、見る側へのプレゼンを意識されていてネットコンペならではの面白さを感じました。
投稿タイミング戦略が更に面白くて開幕時と締切り間際の投稿合戦が熱かったですね。今回は数が多かったのでギリギリを狙った方は埋もれてしまった傾向があったと思います。この辺もリアルタイムコンペの熱いところです。
とにかく充実した選手権でした。4周年記念をこんな形で盛り上げて頂いて心より感謝申し上げます!
みんなプラモ上手すぎィ!!
追伸:Bコースはプロ並みの作例がゴロゴロしていたので模型誌編集者さん、スカウトするチャンスかもですよー!
(鳥山とりを)
特別賞受賞作例以外の力作ピックアップブログも同時公開しました。併せてご覧ください。
続く!!
鳥山とりを(メガミP)