『MARUTTOYS(マルットイズ)』のオリジナルロボットたちは「近未来のハイテク企業ATARASY(アタラシー)がリリースした、2060年代では世界中に広く普及しているロボット」という設定です。

 

 

ATARASY

ATARASYは2060年代にロボティクス分野から物流、通信、建設などの様々な分野で活躍する、日本のグローバル企業です。

■ATARASYの事業概要と、本社ビルの外観

 

■本社ビル内のメインAIルーム

 

ATARASYが特に力を入れているのはロボティクス分野で、様々な領域で活動できるように多種多様なロボットを開発しています。

ある意味ではロボット開発以外の分野は副産物で、「ロボットを制御するための通信網を構築」「運送ロボットの開発による物流サービスの提供」「建設用ロボットを主体とした都市開発事業への参入」など、その他の事業もロボットの開発によって発展してきました。

 

その中でも通信系は、ロボット開発と共に大きく発展した事業です。地上以外にも宇宙へと幅広く活動しているATARASYのロボット達に、クラウドAIからのタスクを伝える通信網は必要不可欠で、通信衛星や基地局、各ロボットに搭載された通信デバイスを連携して、大規模なネットワークを構築しています。

 

 

TAMOTU

「TAMOTU(タモツ)」はATARASYの主力商品で、2060年代に「TAMOTU」の最新モデルがリリースされました。

「TAMOTU」はその名の通りメンテナンスロボットとして開発されました。施設の保守点検に重きを置いた設計ですが、様々な施設に対応するために高い拡張性があります。

その拡張性を利用してオプションパーツが多数存在しており、サードパーティー製のパーツを含めるとその数は膨大です。

 

高い汎用性は施設の保守にとどまりません。

「コンテナを装備した物流仕様」「通信能力を強化した移動基地局仕様」「街の治安維持用に非殺傷性の武装を施した仕様」「建築現場用にモーターのトルクや電装系が強化された仕様」「宇宙空間で活動できるようにアポジモーターが追加された仕様」など、幅広い仕様の「TAMOTU」が存在します。

 

低コストで様々な仕様で大量生産される「TAMOTU」は、ATARASYのネットワークやその他のサービスを支える重要な存在になっています。

 

「TAMOTU PRO」は「TAMOTU」の性能の底上げをコンセプトに開発されたモデルです。「TAMOTU」本体のモーターやセンサー、電源周りの強化はもちろんのこと、オプションパーツを加えてさらに多目的に使える「TAMOTU」にアップグレードされています。

 

 

TAMOTU Type-S

「TAMOTU Type-S」は「TAMOTU」をセキュリティロボットへアップグレードしたモデルです。
前面と側面に追加された装甲は見た目だけではなく、実際に堅牢な盾としても機能するような構造と素材で作られています。

前面装甲のライトは超高輝度で、暗い場所でも真昼のように明るく照らし出すことが可能です。その明るさを利用して相手のカメラセンサーをめくらますことも可能です。
頭部に追加されたバイザーは強化されたセンサーが搭載されているだけではなく、強い光から光学センサーを守れるように可変式のNDフィルターが内蔵されています。

背中には「ドローン」と「ペイント弾射出機」が装備されていて、「ドローン」2機と連携して効率よく施設を巡回できます。
「ペイント弾射出機」はペイント弾を相手に当ててセンサーを塞いだり、匂いと色でマーキングすることが可能です。
粘性もかなり高いペイント弾のため、ロボットの関節に打ち込むと相手の動きを鈍らせることができます。

グリーンカラーのモデルは、とあるホビー系企業の本社警備用のカラーとして限定生産されたモデルです。

「TAMOTU Type-S」用のアップグレードパーツのみの供給も行われており、汎用カスタムオプションを多く販売するメーカーとのコラボカラー(グレー)となっています。

 

 

NOSERU

「NOSERU」はATARASYが保有する広大な施設の、巡回警備と移動手段として開発されたロボットです。

「TAMOTU」と同様にクラウドAIによって管理されていて、高精度の位置情報と連動して自動運転で目的地まで運んでくれます。

ATARASYのエンジニアたちが、余った部品をかき集めて作ったマシンで広い工場を移動していたのが「NOSERU」の始まりだったとも言われています。

 

「TAMOTU」と比べると頭部に高性能なセンサーを搭載していて、なおかつ変形後の身長が高いのでより広範囲を見渡せる警備に適したロボットになっています。

変形後に使用可能なアームで、荷物を運んだり落とし物を拾ったりなどの動作も可能になっています。

 

市販モデルを含めると様々なバリエーションが存在していて、例えば公道走行可能なモデルは広範囲にエアバッグを展開でき、搭乗者の安全を確保しています。

 

 

MAMORU

「MAMORU(マモル)」はATARASYがリリースした、最新型のセキュリティロボットです。

ロボットやアンドロイドの犯罪にも対応できるように開発された「MAMORU」は、他のATARASY製品と比べて非常にハイスペックになっています。

最新鋭の高性能モーターを搭載することで高い機動性とパワーを獲得、その性能に耐えうるように頑丈に設計されています。センサーの数が通常の製品に比べて数倍多く、その情報を素早く処理するために高性能なコンピューターが搭載されています。

 

ハードポイントやアームに様々なオプションを装備できることはもちろんのこと、今回の最新型の「MAMORU」では、サブアームユニットを利用してメインアームでは扱えない装備や細かな動作ができるようになりました。

 

「MAMORU」はその性能や拡張性の高さから、セキュリティロボットの範疇を超えて独自にカスタマイズされ、救助隊や警察、軍でも活用されています。

通常は外装を閉じた威圧感の少ない丸みを帯びたフォルムで警備をし、作業時や脅威を制圧するときには脚部とアームを展開した「ワークモード」に変形します。

 

「MAMORU」には目的に応じたオーダーカラーが可能です。「ホワイトVer.」はATARASYのイメージカラーで「MAMORU」の基本色です。

「ブラックVer.」は高級ホテルや大使館、省庁の警備など、主に厳格な雰囲気のある場所に導入されているカラーです。

 


※画像は『MARUTTOYS』のロボットたちの活躍想像図です。実際の製品には付属しないオプションがありますのでご了承ください。

 

 

 

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