改造パーツセット【兼志谷シタラ用アワシャ改】【 吾妻楓用チアガール/成子坂】共に、プラパーツ、レジンパーツ、3Dプリントパーツの3種類の素材を組み合わせて完成させるハイブリッドガレージキットです。
レジンパーツ、3Dプリントパーツは製法上若干の寸法誤差が生じますので以下をご覧いただき慎重に擦りあわせて組み立ててください。
本ページでは、【兼志谷シタラ用アワシャ改】をモデルに調整方法をご紹介しておりますが、3Dプリントパーツの組み込み、接続部の渋み調整については【 吾妻楓用チアガール/成子坂】でも共通となりますので、是非ご参考にしていただければと思います。
①3Dプリントパーツは割れやすいので、まず台座部分をニッパーで1パーツずつ切り離します。
②サポートを残して台座を切り離します。
③サポートをナイフやサンドペーパーで少しずつ削ってください。ただし3Dプリントパーツは組み立て後は見えなくなりますので多少欠けたり割れたりしても問題ありません。
④レジンパーツに3Dプリントパーツを奥まで挿し込みます。もしキツい場合は無理せず3Dプリントパーツの外側を削ってスムースに入るよう加工してください。
⑤きちんと奥まで挿し込んだらパーツのまわりに瞬間接着剤を流します。3Dプリントパーツの穴に流れ込まないように、少しずつ点付けしていくと失敗しにくいと思います。レジンパーツと3Dプリントパーツは瞬間接着剤と相性が良く少量でも強固に接着しますので着け過ぎなくて大丈夫です。様子を見ながら作業しましょう。
⑥“瞬間接着剤が完全に硬化してから”プラパーツの軸を挿し込みます。キツい場合は無理に挿し込まず……
⑦穴に対応したドリルで様子を見ながら少しずつ穴を広げたり軸をナイフでカンナ掛けして微調整してください。緩い場合は穴の内側を瞬間接着剤で極薄くコーティングする等の加工を施してください。
⑧緩い場合の簡易的な加工としてビニール袋を小さく切って穴にあてがいビニールごとムニュっと軸を挿し込むことで渋さを確保することができます。ビニールの厚みによって渋みをコントロールできますのでいろいろ試してみてください。通常のプラモデルの関節にも応用できる小ネタです。
⑨ポーズによって頭の高さを変更できるよう、ジョイントは上記の方法等で接着しないのも良いかと思います。お好みで工作してみてください。
伸ばした腕の他に関節のある腕が付属します。
フリーポーズ用腕のヒジ関節はレジン同士での組み付けなので渋さが確保できません。
そのためお好きな位置で接着いただく仕様なのですがガレージキットに慣れた方であれば軸を太らせる加工で可動を残すことが可能です。
※ただしあくまでユーザー改造の範囲となりますので、不良対応は出来かねますので予めご了承ください。
①レジンの軸に少しずつ瞬間接着剤を塗布して太らせたり、ビニールの小片を挟み込んで好みの渋さに加工します。
②レジンは経年変化で痩せやすいので組み立て後も微調整を行えるよう内側のパーツは接着せず両面テープ等で止めておくか内側に真鍮線軸打ちを行って固定するのも良いでしょう。
本商品はプロポーション優先で造形しておりますので、プラキット兼志谷シタラの背部アームが取り付きません。
取り付ける場合はご自身で加工お願いいたします。
ここでは比較的簡単な加工方法をご紹介いたします。
※ただしあくまでユーザー改造の範囲となりますので、不良対応は出来かねますので予めご了承ください。
①プラキット付属のスペーサーをひとつ犠牲にします。3mmピンをニッパーでカット。
②3mmドリルで穴を開けます。その後下側を少し斜めにカットするとボディへの干渉が少なくなります。
③余ったランナーや3mmプラ棒を長めにカットして穴に押し込みます。すぐに接着せず仮組を繰り返して長さを決めてください。
④ピンの長さを決めたら接着し、本体と背部アームを繋ぐスペーサーとしてお使いください。ランナー軸が緩い場合は瞬間接着剤をコーティングする等でお好みの太さに調節してください。
②軸の中心にドリルで3mmの穴を開けます。1mmのドリルで中心を決め、段階的に太いドリルに交換して徐々に穴を広げると失敗が少なくなります。(横穴に貫通してしまっても機能的には問題ありません)
③余ったランナーや3mmプラ棒を長めにカットして穴に挿し込みます。
④仮組を繰り返しながら軸の長さを調整して最後に背部アームとランナー(プラ棒)を接着します。ランナー軸が緩い場合は瞬間接着剤をコーティングする等でお好みの太さに調節してください。
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