静岡ホビーショー展示情報③ 久遠(真里亞)原型初公開
普段は少々(?)ポンコツなおっとりお嬢様、しかしカメラの前では凄まじい演技力を発揮する天才女優少女。
課外活動を通じて俳優業に出会い、名家の箱入り娘だった今までの自分では知りえないようなキャラクターの人生を演じ、「何にだってなれる」ことを心から楽しんでいる。
代表作は現在放送中の人気ヒーロー番組『無限邂逅メガロマリア』の主人公・篝火真里亞(かがりびまりあ)。
同番組では「プリンシパル」「ルビーアイ」の声優も担当している。
生来の感受性でキャラクターに乗り移る「憑依型」の役者で、 その演技力は同世代の中でも抜きん出ていると評判。
しかし、「素」の時も常に演技のことばかり考えている上に、極度のマイペースで会話が苦手なため面接には落ちてばかり……。
担当マネージャーである神ヶ根千夏の苦労は絶えることがない。
どこか浮世離れした言動が多いものの 、神ヶ根をからかう時などは年相応の少女らしさも垣間見せる。蝶よ花よと育てられたためか、自分がにっこりと微笑めば相手は言うことを聞くものだと思い込んでおり、わがままを押し通してくることも。
頭がキーンと痛むアイスキャンデーの早食いに「生」を見出しており、コンビニの前を通りがかると新作アイスをチェックしたくてそわそわし始める。
このテキストはホビージャパンさんから発売中の無限邂逅メガロマリアスターターブックに掲載されているプロフィール。
本のタイトルこそメガロマリアとなっているものの、創彩少女庭園と関連があるため創彩キャラクターの情報もたっぷり掲載されているので気になる方はぜひお読みください。
久遠を中心としたまどか達との相関図なども掲載されていますよ。
さて、薬師寺久遠の情報に戻りましょう。
こちらは森倉円氏が描いた元イラストです。
久遠は黒い制服と白い制服がありそれぞれの商品コンセプトが違います。
※ドリーミングスタイルではありません。
静岡ホビーショーで発表されたのは黒い制服「篝火 真里亞・衣装」となり、創彩少女庭園で初の可動に特化したモデルです。
今までは組み立ての簡単さや服のしわ表現など「ビジュアル」を優先していましたが久遠はメガロマリアと一緒に遊びたいということで、これまで意図的に避けていた可動のための分割を多用した構造になっています。
したがって組み立ても他のキャラクターより上級者向けになります。
画像からわかる通り肘・膝に二重関節を採用。
セーラー服の襟はボールジョイントで可動し肩の動きに合わせて干渉を避けます。
胴体部分は前後左右への可動を設けた分割がされた独自構造。
スカートも分割され前方への可動ギミックを持っているため…
刀を振るう仕草もばっちりと決まります。
肩は前方への引き出し関節を備えており銃や剣を構えることを得意としています。
※画像に使用している手首パーツは仮の状態です(メガミデバイスのものを使用しています)
商品に付属する表情パーツは4種類(内一つは未塗装+デカールで再現する仕様)
久遠は女優ですから様々な撮影用プロップを持つ機会があります。
つまりウェポンユニットを持つのは至極当然でありましょう。
シリーズ初のダメージ顔。これまでも泣き顔などはありましたが明確にダメージ顔として制作されたのは初めてです。
YouTubeの【ボイスドラマ 第20話】「蝶、あるいは毒蛾」で見せた「開演時」のクリスタルエフェクトが付属。
髪の毛は一部に可動ギミックがあり左右へ毛束をなびかせることが可能。
手首の表情も通常のものではなくバトルシーンに適したものを新規制作しました。
プリンシパルの頭部と交換してみました。特撮ヒーローがマスクオフしたような姿で遊ぶこともできますよ。
今回はイラストのみ展示した【桃桜高校・制服】版では下半身を通常の創彩少女庭園シリーズと同様の構造で制作しているほか、髪型や表情パーツも異なる造形となっています。
こちらはまた別のイベントにて発表したいと考えています。
ホビーショーの会場では今回ご紹介したほかにもタイニークローゼット第二弾「キャミワンピースセット」の最新サンプルやドレスアップボディのテストショットを展示しています。ドレスアップボディは6月下旬にはメーカー受注受付開始の予定です。
ドールイベントなどで試遊会も行いたいと考えていますので引き続き応援よろしくお願いいたします。
記事①はこちら
企画:亀山
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