アリス・ギア・アイギス×創彩少女庭園コラボ 作例紹介「佐伯 リツカアクトレスVer.」②【ギア解説編】
企画の亀山Pです。
前回に続いて「アリス・ギア・アイギス」×創彩少女庭園のコラボ作例をご紹介します。
といっても今回のメインはリツカの背面で浮いている「ギア」の解説です。
アリス「ギア」…ヘキサ「ギア」こんなところでも共通点がありますね。
画像は生配信でもご紹介した資料です。
コトブキヤの監修で実際のキットよりサイズが大きくなった部分やキットには存在しないユニットなどもあるので今回もすべおまの精神で作る「なんちゃって再現」でいきます。
作例のメインはあくまでも専用スーツを着たリツカであり、ギア再現はオマケ要素でした…が
こちらのエマちゃん先輩専用ギアの画稿(最高)と…
こちらのヘキサギアアッセンブルマニュアルをイメージした資料に加えて
実際にギアを再現した作例を生配信に持ち込むと聞き…
元ヘキサギアプロデューサーとしては「何やと?」となりまして
ギアに使える時間は数時間しかなかったものの、何もせずにはいられませんでした。
ということでトップスギア(一部のみ)を制作しました。
元プロデューサーとは言え、今やヘキサギアの担当でもないのでキットのサンプル手配から始めないといけません。
二代目プロデューサーからテストショットや製品版を譲り受け必要部分だけ組み立てていくことにします。
ヘキサギアのブログでおなじみの組み換え解説も行っていきますがまずは全身を見ていただきましょう。
再現したい人にとってはいろんな角度からの画像は貴重な資料ですからね。
私の言うすべおまの精神では
・完全再現にこだわらない
・手持ちのキットでなんとかできる範囲に限定する
・元キャラクターの印象的な部分だけ再現すればそれっぽく見える
・なんちゃって再現でも満足度はそれなりにある
というのがありまして…
今回はギアスキル使用時のグレネードやチェーンガンの展開後のみを再現、ウイングカウルの接続ユニット(CGでは赤いユニット)は省略して接着してしまいました。
全身図はこんな感じです。
続いてはユニット分解した状態を見ていただきましょう。
背面にはギアが二基浮いていますのでキット自体は2セット必要になりますが、それぞれのユニットは「レイブレード・インパルス【Reloadead】」1セットから制作しています。
この最新作のレイブレードはジョイントも使い勝手の良いものが揃っているので制作時にも特に悩まずに進行できました。
パーツナンバーまで掲載する余裕は無かったので画像を参考にしてください。
また容赦なくピンバイスを使って3mm穴を増設していたりしています。
土台部分ができましたので顔のユニットを乗せます。
乗せました。
左右のユニットを取り付けます。
本体完成。
フライングベースで浮かせるためにハードポイントとしてヘキサグラムを差し込みます。
左右分を作ります。
チェーンガンとグレネードランチャー以外の部分は反転した状態で作りましょう。
並べると2頭並んでいるみたいですね。
続いてはSPスキル「共振励起レイブレード」使用時に出現する必殺のユニットを作ります。
レイブレード・インパルス時には前脚のユニットであるバイオレットのパーツから5mm軸を切り取りました。
武装としてはかなり重量があるため、手首パーツを取り外して直接取り付ける仕様にしました。
これは元々トンファーのように握るのではなくガントレットのように握ることで拳が隠れるようなデザインになっていたので好都合でした。
ヘキサグラムPCの中心には3mm穴がありますので3mmランナーを差し込みます。
ランナーの中心にはジョイントを通しており、そのジョイントが前腕の穴に接続されています。
リツカちゃん最終奥義!
ということで完成しました。
本音としてはボトムスギアも作ってからご紹介したいと思っていましたが制作時間がとれなさそうだったのでコラボ期間が終わる前にブログとしてまとめる決断を致しました。
余裕ができたら続きを作るかもしれません。
実際に制作してみて思ったのがアリスギアの武装ってボリューム感がすごいなということ…
現時点でもかなりのボリュームがあるのですが、ボトムスギアを装着していないのですよ…
キット化されているキャラクター(メガミデバイス)とメガロマリアではスケール感が違いますがデザインとしてとてもゴージャスに感じます。
こちらはゲーム内に登場する実際のデザインです。
「かわいさ」「カッコよさ」「セクシーさ」が融合したとても惹かれるデザインでモデラーをやる気にさせるキャラクターとして仕上がっていると思います。
さすがリツカちゃんだぜ…
ゲーム内では様々なアクションシーンを色んな角度でスクショを撮れる機能があるのでいっぱい撮影してみてください。
ギアを浮かせているのはM.S.Gプレイングベースという商品です。
アリスギアの柏木ディレクターが番組内でも話していましたが、ピラミッドのデザインチームの方針として「エマちゃんが重武装になるのが分かっていたのでリツカはなんとなくスポーティでライトな感じにしたかった」とのことですが…
「スポーティ」分かります。
レイブレード・インパルスはフォーミュラマシンをイメージしているキャラクターですからね。
配色もヒロイックでカッコイイ。
「ライト」…?
キットで再現するとめちゃめちゃデカくてこちらも重武装に感じてしまうのだぜ。
ゲーム内CGと比べてどうでしょうか?
戦闘中にメインで見るバックショット。
ウイングカウルはやはり大きい方がヒロイックでいいなぁ…
ギア装備状態では腕や脚も変化しておりガバナー「ブラックラビット」がベースデザインになっています。
このあたりになるとスケール感が違うためキットベースでカスタムする難易度が高くなってきますね。
ほとんどプラバンとパテ盛りで作ることになりそう。
というわけでギアの解説でした。
次回はリツカ本体の工作部分についてご紹介したいと思います。
こちらもぜひお読みくださいね。
企画/作例制作:亀山P
専用スーツ/ギアデザイン:株式会社ピラミッド / Pyramid, Inc.
© KOTOBUKIYA
© Pyramid,Inc. / COLOPL,Inc.