『創彩少女庭園』ってこんなシリーズです!
こんにちは! コトブキヤ企画部の亀山と申します。 新シリーズ『創彩少女庭園』に興味をもっていただき誠にありがとうございます。 本日は、ワンダーフェスティバル2020[Winter]にて商品化発表しました 『創彩少女庭園』 がどういったシリーズなのか、詳しく紹介したいと思います。 どうぞ最後までよろしくお願いします。 こだわりその1 キャラクターデザイン さて、この創彩少女庭園ですが、登場するキャラクターは いたって普通の女の子 です。 出来上がったばかりの原型の写真をご覧ください。 こちらはシリーズで最初に登場する 「結城 まどか(ゆうき まどか)」 。 桃桜(とうおう)高校に通う女の子で、制服のセーラー姿で商品化します。 セーラー服は、シンプルながらも多くの人から愛される定番衣装の1つですよね。 キャラクターデザインは、現在多くの分野で大活躍中のイラストレーター 「森倉 円」 さんです。 男女問わず皆さんがかわいいと感じるような女の子をイメージしてお願いしましたがいかがでしょうか? こだわりその2 多彩な表情パーツ 表情パーツが多い のも創彩少女庭園シリーズの特徴。 喜怒哀楽があり、感情表現が豊かな女の子たちをプラモデルとして作っていきたいという考えから、まどかには上記4種類の塗装済み表情パーツをセットにしました。 また、目のプリントがされていない表情パーツも4種類同梱します。 これは付属のデカール ※1 を貼って、目線を右向き/左向きに変更するのに使用します。 上級者の方はパーツに直接目を描くのもいいですね。 ※1 転写式の薄いシートになっていて、貼り付けることで目やマークなどの細かい絵柄が表現できます。当社製品に付属するのは水でふやかしてから貼り付けるタイプで、少しコツがいりますが貼り方を紹介しているサイトなどもたくさんあります。 こだわりその3 3パターンのスカート! プラモデルに馴染みのない方はあまりピンとこないかもしれませんが、組み上がったプラモデルは脚や手など自由に動かして ポーズを付けて遊ぶことが可能です。 ただ、まどかのようにスカートを履いているキャラクターですと、スカートの裾のせいで足が動かしにくくなってしまうことがあります。 そこで創彩少女庭園では、各ポージングに対応した複数形状のスカートを用意しました。 まっすぐ立っているポーズで使える「通常」と、動きのあるポーズと合わせるとかわいい「なびき」、そして「座り」の3パターンがセットになっています。 特に注目していただきたいのが「座り」用のスカートです。 座りポーズ専用なだけあって、とても自然に見えますよね。 写真のカフェテーブルとチェアのセットですが、こちらは創彩少女庭園の世界をより彩る 「アフタースクール(仮)」シリーズという別売りパーツ群 の第一弾として控えております。 ぜひ組み合わせて楽しんでいただきたいです。 こだわりその4 ヘアスタイルも3パターン! そして、ここまで写真を見ていただいた方はもうお気付きかと思いますが、まどかがいろんな髪型をしていますよね。 髪をおろした「通常」、さわやかな「ポニーテール」、愛らしい「ツインテール」……なんと1商品で3種類のヘアスタイルが再現できるようにパーツを用意しています。 女の子がその日の気分でヘアスタイルをアレンジするようなイメージで、まどかの髪の長さや前髪はそのままにポニーテールとツインテールのパーツを加えました。 ポニーテールやツインテールの結び目の部分は動かせるので、角度をつけて揺れたり風が吹いたりしているように見せることもできますよ。 創彩少女庭園のこだわりポイントや製品仕様は伝わりましたでしょうか? 発売まではまだまだお待ちいただくことにはなりますが、進捗状況などは本ブログを通じてアナウンスしていきたいと思いますので、応援の程どうぞよろしくお願いいたします。 最後に、私がこのシリーズを企画したのは、単に制服をはじめとした“普通の服を着た女の子をプラモデルで表現したかった”からではありません。 男性だけでなく女性にもプラモデルというホビーをもっと楽しんでもらいたいという願いを込めています。 プラモデルの分野では戦車、車、船、飛行機、ロボットなどのメカパーツが主体となることが多く、製作するモチーフからして男性向けのホビーというイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか? もちろん、メカが好きな女性やすでにプラモデルを楽しまれている女性がいらっしゃることも承知しておりますが、全体で見ると低い割合のように思います。 その点創彩少女庭園は、 かわいい女の子たちを組み立てていくプラモデル です。 かわいさを追求するというのは女性にとっても非常に親しみやすいテーマであると思いますので、プラモデルに触れたことがないという方もこの機会にぜひプラモデルを始めてみませんか? 次回記事では、創彩少女庭園とコトブキヤの他のプラモデルシリーズとの関連性や遊び方などをより深く紹介します! それでは本日はこのあたりで失礼。 また次回。 企画/総合プロデュース:亀山 直幸(壽屋企画) キャラクターデザイン:森倉 円 結城 まどか原型制作:丸家 裕之介(壽屋原型) © KOTOBUKIYA
ごあいさつ
創彩少女庭園(そうさいしょうじょていえん)はフレームアームズ・ガールのような「美少女プラモデル」のシリーズをさらに広く普及したいと考えて始めたシリーズです。 フレームアームズ・ガールをはじめとした「メカ×美少女」というジャンルは以前からあったものでしたが、それをプラモデルとして商品化をすることによって、幅広いカスタム作品が世の中に生まれました。 これはフィギュアに比べて個人でのカスタムがしやすく、自由に動かせる「プラモデル」というジャンルで発売できたからだと考えています。 カスタムの方向性も多種多様となり、中にはメカ部分を除いて素体に衣服を着せる「着せ替え」的な作品も多かったことから、美少女プラモデルの可能性はさらに広がったと感じております。 自分の手で組み立てた彼女たちを“自分だけのオリジナルの女の子として自由にカスタマイズ”してほしい。 このシリーズが目指すのは素体となる女の子を組み立て、色を塗ることで自由に遊んでもらいたいというシンプルな方向性です。 そのため、キャラクターのデザインも時代を感じさせない、いつまでも魅力的な女の子たちとして描いてほしいと考え、現在多くの分野で活躍中のイラストレーター「森倉 円」様にお願いしました。 自分の手で「触って作れる楽しさ」「動かせる楽しさ」「カスタマイズできる楽しさ」を感じてほしいと思います。 「私たちはキャンバス、何にだってなれる。」 このキャッチコピーは、これからどんな明るい未来だって選ぶことができる、そんな彼女たちに相応しい前向きで希望に満ちたメッセージであると同時に、プラモデルというある種の素材であることから、どんな姿にだってなれるという意味を込めて考えました。 彼女たちが皆様と一緒に、明るい未来へ向かって歩んでいけるような「ずっと愛される女の子たち」になれますように。 どうぞ宜しくお願いいたします。 2020年2月9日 企画/総合プロデューサー 【亀山 直幸・壽屋企画】