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表情デカール貼り付けワンポイントアドバイス!

企画の亀山です。

 

創彩少女庭園とフレームアームズ・ガールコラボのドラマCDが予約開始となりましたので付属するデカールについてご紹介したいと思います。

 

今回付属するデカールは「結城 まどか用」「小鳥遊 暦用」「佐伯 リツカ用」の3枚が付属するのですが、それぞれ上目遣いの「正面向き」「右向き」「左向き」と見下ろしの「正面向き」「右向き」「左向き」が付属します。

これまでに発売された商品に付属するデカールではやったことが無い表現なのでぜひデカール貼りに挑戦してほしいと思います。

 

各デカールは失敗した時や色々組み合わせしたい時用に各3枚ずつ付属します。

 

創彩少女庭園シリーズには未塗装表情パーツが標準で付属しますのでぜひこの機会にチャレンジしてみてください。

 

こちらが実際に貼ってみた画像です。上目遣いデカールによっていつもよりちょっとあざとかわいい表情になっています。

 

貼り付けに使用した表情パーツは「まどか=冬服/水着の笑顔」「リツカ=夏服の笑顔」

 

「暦=冬服の照れ顔」です。

 

この暦の表情はバレンタインイラストのシチュエーションを再現したくて作りました。

 

さて、今回の使用例の写真に使われている表情パーツは企画担当の私が制作したもの(プロフィニッシャー製ではありません)なので、実際に制作した時の手順をご紹介したいと思います。

デカールを貼り付ける前にフェイスパーツのパーティングライン(PL)をヤスリなどで綺麗に処理します。

PLとはプラモデルの成型時にできてしまう金型と金型の隙間の僅かな段差のことです。

今回は撮影用ということでフェイスパーツ側面の部分もしっかりと仕上げていきたいと思います。

 

洗浄し充分に乾燥させたら下地として肌の色を塗装します。

使用したのはできるだけデコマスの肌色に調色したもの。

今回は使用しませんでしたがガイアノーツさんから発売されているフレームアームズ・ガールカラーのプラスチックフレッシュやベースフレッシュを使用するのが良いでしょう。

 

ベースカラーを塗装したらデカールを貼る前に一度、トップコート(光沢)します。

これはデカール貼りを失敗した時に剥がす際に過まって塗膜が削れるのを軽減させる目的です。

 

トップコートが終わったらデカールを切り出し、貼っていきますがこの時にマークソフターを使用しています。

 

デカールを貼る時には位置決めが最も重要なポイントとなります。

目の窪みに合わせて位置を決めるのですが私はいつも正面からだけでなく上下を反転させてみることで違和感のないかどうか確認しています。

上下を反転することで違和感に気づくことも多いのでぜひお試しください。

その他にも仮配置の段階で前髪パーツを取り付けてみるのもバランスを確認するには良い方法です。

 

デカールを貼る時には先が細いピンセットを使用しています。

また、私は位置ずれに気づきやすいようにヘッドルーペも使用して精度を上げています。

 

森倉円さんの描くキャラクターをらしく見せるポイントとして目と目の間隔が重要だと考えています。

中央に寄りすぎたり左右に広がりすぎると違和感がでます。

 

瞳の位置がある程度決まったらデカールをパーツに定着させていきますが、この時に位置調整するためのツールとしてフィニッシュマスターというものを使用しています。

これは先端がスポンジのような柔らかい素材になっていて弾力があるのでデカールを傷つけにくいので作業がやりやすいです。

 

デカールとパーツの間に空気や水分などがある場合、上記のフィニッシュマスターでデカールの端から押し出して定着させます。

 

デカールを貼り終えたら十分に乾燥させます。

 

乾燥させたら口の中やチークを入れていきますが、せっかく貼ったデカールを誤って傷つけないようにまた光沢のトップコートを吹きます。

私はスプレー缶ではなくビンタイプ+シンナー希釈によってちょうど良い状態にしてエアブラシで吹きます。

 

充分に乾燥させたら口の中を塗装しますが使用するのはエナメル塗料で筆塗りします。

ラッカー塗装の上からならエナメルシンナーで失敗したところをふき取れるので便利です。

口の中に使用するのはピンク+赤(少量)+(オレンジ)で調色したものです。

 

頬のラインを描く時にはやや太めでも良いので書いた後にエナメルシンナーで余分なところを消して細いラインにしていきます。

換装したらつや消しを吹いて質感を落ち着かせます。

 

最後にパステルを紙ヤスリで粉末状にしたものを綿棒などに少量取り、頬にチークを入れていきます。

赤すぎると表情に変化がでてしまうのでほどほどに。

赤すぎると赤面したように見えますので制作する表情にあわせてお好みでどうぞ。

 

以上が表情デカール貼り付けの作業工程です。

創彩少女庭園のシリーズの塗装済み表情パーツは基本的に正面を向いているので左右目線にするだけでも表情に変化が出て楽しみ方が変わってきます。本体キットにはどの商品にも未塗装表情パーツが付属しているので余っているパーツで色々遊んでみてください。

 

貼り付け時の参考に森倉円さんによる目線を左右に変更した時の表情集をご用意いたしましたのでぜひご覧ください。

 

結城 まどか

 

小鳥遊 暦

 

佐伯 リツカ

 

創彩少女庭園とフレームアームズ・ガールの両方が好きなファンにオススメなのが好評配信中の創彩ラジオ。

第15回と第16回は創彩少女庭園とフレームアームズ・ガールの実質的なコラボ回であります。

https://www.onsen.ag/program/sousai

パーソナリティは佐伯リツカ役「黒木ほの香」さんと小石川エマ役「長江里加」さん。

ゲストは轟雷役の「佳穂成美」さんとスティレット役の「綾瀬有」さんがゲスト出演しています。

 

9月はスティレットXF-3プラスの発売があり、10月には轟雷改[白] Ver.2の再販もありますので、昨日創彩少女チャンネルで発表された「寿武希子」の情報などフレームアームズ・ガールを盛り上げようという考えでこのような番組構成になりました。

 

ラジオドラマは轟雷やスティレットをベースに考えた二人のキャラクターが聖アイリス女学園高等部に交換留学生として転校してくるというお話となっています。

各キャラクターの名前は

ロア ※轟雷=Roar Thunder

レーナ ※スティレット→背部ブースター「セイレーンMK2」→セレーナ→レーナというアレンジで命名

 

 

前後編となっており、転校生の二人がエマやリツカと出会ってわちゃわちゃするお話です。

音泉さんのラジオは最新回のみ無料視聴できる仕組みですので、後編が配信される前にぜひ前編をご視聴ください。

また新たな楽しみが出てくるかもしれませんよ。

 

 

冒頭でご紹介したドラマCDは現在予約受付中

※10月26日(水)がメーカー推奨予約締切り日となっていますので、確実に欲しい方はその日までのご予約をお願いいたします。

内容はオーディオドラマ約30分+巻末キャストトーク収録

同梱特典としてコトブキヤ謹製オリジナル瞳デカール3枚セット

 

通常版コトブキヤ限定版がございます。

限定版には「まどか役/若松来海さん」「暦役/大和田仁美さん」「リツカ役/黒木ほの香さん」がアニメ「フレームアームズ・ガール」のOPテーマ「Tiny Tiny」を歌うボーカルCDに加えて「らぐほのえりか」さんが描いたジャケットイラストを使用したアクリル製ディスプレイスタンド(B6サイズ)が付属します。

▼販売ページはこちら!

https://shop.kotobukiya.co.jp/shop/g/g4589644779511/

 

他にも店舗特典が用意されていますので気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。

 

2022年10月1日(土)~10月2日(火)に開催される全日本模型ホビーショーの会場では新作の原型を多数展示します。

こちらもぜひご覧ください。

 

最後に

2022年10月13日(木)には

佐伯 リツカ【聖アイリス女学園高等部・冬服】のメーカー受注受付直前生配信を行います。

番組内ではTwitter上に #創彩写真部 を付けて投稿された作品の中から10作品ほどご紹介するコーナーを設けます。

番組に採用された作品には創彩少女チャンネルロゴステッカーをプレゼント!

採用される際には事前に公式アカウントからTwitterのDMでご連絡させていただきますのでぜひご参加ください。

 

宜しくお願いします♪

キャラクターデザイン:森倉円

© KOTOBUKIYA ©KOTOBUKIYA / FAGirl Project

© KOTOBUKIYA

▼公式YouTubeチャンネルではボイスドラマ公開中!

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