企画の亀山です。
本日は2024年2月22日無限邂逅メガロマリア第一弾「プリンシパル」発売日となります。
入荷状況はそれぞれのお取り扱い店舗様によって異なりますのでご注意ください。直送の店舗様は本日から販売されているかと思います。
マリオネットスタイル最大の特徴である可動性と演技性についてはこれまでの記事にてご紹介してきましたので本日はランナーと素組状態のご紹介をしたいと思います。
と、その前にまずは目印となるパッケージから
パッケージのサイズは190mm×310mm×85mmです。
メガロマリアのスタンダードとなるアイテムだけに箱の厚みも標準的なサイズ。
※創彩少女庭園の方が分厚いのはどういうことだ。
それぞれのランナー素材についても記載していきますのでご参考になれば幸いです。
Aパーツ PS素材(ライトグレー)
Bパーツ PS素材(ライトグレー)
Cパーツ PS素材(ブラック)
Dパーツ2種 PS素材(イエロー)
Eパーツ ABS素材(ブラック)
Fパーツ POM素材(ブラック)
Gパーツ POM素材(ライトグレー)
Iパーツ PS素材(ライトグレー)
Jパーツ PS素材(クリアーイエロー)
手首パーツ2種 PVC素材(ブラック)
PCパーツ PE素材(ブラック)
※本来は手首パーツにHが割り振られる予定でしたが諸事情によりランナータグ自体がなくなったためプリンシパルにはHランナーがございません。
パッケージ写真などに使われる塗装見本(デコマス)と素組状態の違いをご覧ください
左のデコマスは撮影用に塗装した見本です。スミ入れやクリア―パーツへの塗装などを行い製品版とは少し違う部分がありますが本体の基本的な配色は同じです。
次はテストショットと製品版の比較です。
製品版の表面は少しつや消しに見える加工が施されています。
テストショット状態では光沢がありましたが製品版はとても落ち着いた質感になりました。
デコマスと製品版で印象が異なるのが目の塗装表現です。
〇クリアーパーツの場合:不透明な塗料で塗装をすることで表現を変更することが可能
〇不透明パーツの場合:クリアーの表現に変更することができない
という理由から製品版の成型色はクリアーオレンジとなっています。
眼球可動タイプのデコマスではクリアーを生かしつつ中心部のみオレンジで塗装して印象を強めています。ご参考になれば幸いです。
背面です。付属武器のナイフは1パーツ成型で色分けはされていません。
ここは塗り分けするとグッとかっこよくなるポイントですね。
手首パーツは7種類
平手A 平手B 剣持ち手 銃持ち手 摘まみ手 3mm握り手 貫手
プリンシパルでプラモデルを初めて組み立てるというビギナーの方向けにあると便利な道具やプラモデルの用語をご紹介します。
ランナー:パーツがくっついている枠のこと
ゲート:ランナー内で各パーツに伸びる枝の様な部分
ゲート跡:パーツを切り出した時に少し残っている不要な部分
二度切り:パーツをニッパーで傷つけないように、少し離れたところを切ってから不要な部分を切り取る方法
素組:説明書のとおりに組み立てて完成した状態
塗装:組み立て終わった後に自分の好きな色に塗ったり仕上げを綺麗にするためにプラモデル用の塗料を使って色を塗ること
スミ入れ:プラモデル表面の凹モールドに色を流し込むようにして塗装し見た目の情報量を増すこと
その他にも色々あるのですがとりあえず最初はこの辺りを理解するところから始めると良いかと思います。
重要度(大)ニッパー:パーツを切り取るのに必要。あまり高い物でなくて良いですがある程度精密な作業ができるタイプが良いでしょう。
重要度(中)デザインナイフ:切り取ったパーツに残った不要なゲート跡を切り取るのにあると便利。必須ではありませんがニッパーでは切り取りにくい凹んだ部分にあるパーツや奥まった部分などのゲート跡を切り取るのに便利です。グリップ部分がペンのように持てるタイプなので使いやすいです。※カッターナイフとは異なる。
重要度(小)ヤスリ類:表面を綺麗に整えるのに使用。紙ヤスリ、金属ヤスリ、スポンジヤスリなど色んなタイプがあります。重要度(小)と書きましたがあくまでも素組で完成させるという条件でという意味合いです。塗装するモデラーさんからすると表面を綺麗に磨いて仕上げをより美しくするために重要度が跳ね上がります。私がよく使うのは#600程度の紙ヤスリ。※番手によって粗さが異なります。
改めて素組状態単独でご覧ください。
画像は新入社員のどんぐり君に制作してもらったものです。
プラモデルを組み立てた経験はまだ少ないですが問題なく組み立てることができました。
ちなみにプラモデルに馴れている私がキット組み立てにかかった時間は約100分程度。
模型誌さんへの貸し出しや展示、撮影などに使うことを意識して綺麗に素組した状態でのタイムです。
ぜひキットを手に入れて可動や演技させるという面白さを体験してみてください。
様々なポーズに対応できるのでイラストを描くときのポーズ参考資料にも使えると思いますよ。
次回は創彩少女庭園をリビルドして作った「なんちゃって篝火真里亞」の作例をご紹介します。
そして……第一話の掲載から約5か月、本日夕方頃にオフィシャルサイトのノベル第二話が公開されます!
コトブキヤが考えるストーリーが気になるという方はぜひこちらもご覧ください。
企画:亀山
© KOTOBUKIYA