かんたんヘキサギア「WORLD紹介③ EX EPISODE MISSION02[魔獣追討]Chapter:01~03」

[センチねるくん]
やあ、みんな! 破壊も想像も、すべてお前が決めろ! センチねるくんだよ!

[ポーンA1]
ちわっす! 今日が出勤日か休日かは、すべて俺が決める! ポーンA1っす!
今日から全25話の大長編エピソードに突入っすね! 気合入れていかないと!

[センチねるくん]
そうだね。ここで躓いたら、残りのエピソードに進めない。解説する僕たちの責任も重大だよ。

[ポーンA1]
任せてください! みんな、安心して俺についてこーい!! と言いつつ、ついてくるか、来ないかは、すべてお前が決めろ!

[センチねるくん]
頼れる兄貴分でありながら、選択は相手に委ねる……なんて令和の男……!

[ポーンA1]
真の平等とは、選択の自由である。
そして自由には、責任が伴うのだ——

[センチねるくん]
つまり……もし、ポーンA1くんについてきて内容が分からなくても、自己責任でお願いします……ってこと?

[ポーンA1]
そういうことっす!

かんたんヘキサギア「WORLD紹介」とは

ヘキサギアオフィシャルサイト内に掲載されている「WORLD」全31エピソードの内容をざっくりと、簡単に、短く、まとめた解説ブログシリーズです。ナビゲーターは「かんたんヘキサギア」の動画でお馴染みのセンチねるくんとポーンA1くん。『ヘキサギア』を始めたばかりのあなたも、忙しくて、なかなかじっくりと文章を読む時間が取れないという君も、このブログでヘキサギアの世界に浸ろう!

■ 取り扱うエピソード(全31話)
  • EPISODE:000~002(全3話)
  • EX EPISODE MISSION01[砂漠の暴君](全3話)
  • EX EPISODE MISSION02[魔獣追討](全25話)

目次

  1. EX EPISODE MISSION02 [魔獣追討] Chapter: 01 夢
  2. EX EPISODE MISSION02 [魔獣追討] Chapter: 02 リバティー・アライアンス
  3. EX EPISODE MISSION02 [魔獣追討] Chapter: 03 戦士の覚悟
  4. まとめ

EX EPISODE MISSION02 [魔獣追討] Chapter: 01 夢

要約

鉱山都市アナデン——採掘事故の救助にあたる、はぐれ情報体キャロルの下に、戦いの気配が忍びよる。

【ある男】
ある男は夢の中で、かつて大切にしていた子どもとの記憶を辿る。生命や、空想の生物の本を読んで聞かせた時間は短くとも、彼にとって、最も美しいひとときだった。
子どもは彼を「博士」と呼び、「最も強い生き物」について尋ねた。男は「獅子」を挙げる。彼らは自分の家族を守るために戦うのだ、と。一方で「最も恐ろしい生き物」として人間を語るが、彼は同時に、人類の可能性を信じているとも伝える。
男はそこで、美しい夢から目を覚ます。鋼鉄の愛機に跨り、再び戦場へと向かうのだった——

***

【ヘテロドックス:キャロル】
鉱山都市アナデン——そこは、
〈リバティー・アライアンス〉〈ヴァリアントフォース〉、どちらの管理区域にも属さない、中立地帯にある鉱山都市だ。
採掘救助用ヘキサギア「ウォールバスター」に乗り、救援活動を終えたキャロルは、仲間に休憩を伝える為、採掘場へと向かう。
そこで、キャロルは、作業員の一人から、〈リバティー・アライアンス〉の部隊が戦闘後に渓谷で足止めされ、救援を求めていることを知らされる。
キャロルは、戦闘が鉱山に及ぶことを懸念する。それは、ここアナデンが、”はぐれ情報体”である彼女のような、行き場を失くした者たちの数少ない居場所でもあるからだ。
作業員の男は戦闘には加担をしない」という姿勢を強調しながら、この事態に対処することを告げる。


要点まとめ

  1. 博士と呼ばれた人物は、子どもとの会話の中で、人間の愚かさと同時に、その可能性について語る。
  2. 鉱山都市アナデンで、採掘事故の救援活動を行う女性キャロルは、仲間の作業員から、このエリアで足止めを食らっている〈リバティー・アライアンス〉の部隊が、救援を求めていることを聞かされる。
  3. キャロルや仲間たちは、行き場を失くした者たちの数少ない居場所であるアナデンを守るため、中立の姿勢を強調して対応を図る。


用語集

【人物】
  • キャロル
    鉱山都市アナデンで暮らすはぐれ情報体。採掘救助用ヘキサギア「ウォールバスター」を操る。

【ヘキサギア】

【用語】
  • アナデン
    〈リバティー・アライアンス〉と〈ヴァリアントフォース〉、どちらの管理区域にも属さない、中立地帯にある鉱山都市。行き場を失くした者たちの数少ない居場所。

  • 情報体
    人間としての肉体を捨て、記憶や知識をデータ化。機械の身体にダウンロードして活動する人々のこと。
    その多くがSANATの提唱する「プロジェクト・リ・ジェネシス」の思想に賛同を示す者たちで、〈MSGヴァリアントフォース〉の勢力に属するが、一部キャロルのような「はぐれ情報体」も存在する。

EX EPISODE MISSION02 [魔獣追討] Chapter: 02 リバティー・アライアンス

要約

「レイブレード・グライフ」の護衛部隊、フリット、マーフィー、ウェイナー、ショウの4人は、渓谷地帯を抜け、仲間と合流するため、第四ゲートブリッジの突破を目指す。

【LA:フリット】
〈アースクライン・バイオメカニクス〉
の専属ガバナー、フリット・バーグマンは、白いロード・インパルスに乗り、敵のヘキサギア「T303春火(はるか)試作型」を追撃していた。
春火は高機動で逃走を図るが、「レイブレード・グライフ」を載せたトランスポーターの中から、〈アースクライン・バイオメカニクス〉のエンジニア アレクサンダー・マーフィーが、フリットに敵の分析情報を共有。
彼は、仲間のブルックス・ウェイナーに支持を出し、砲撃で「春火」の離脱を阻止、戦況を有利に導いた。

***

【LA:フリット】
中立都市アナデンに滞在する〈リバティー・アライアンス〉フリットたち護衛部隊は、古い工場跡地を整備拠点として使用し、「オールイン・ジ・アースとの戦闘で損傷した「レイブレード・グライフ」の修理と改修を進めていた。
だが、搭乗者と、機体に搭載されるAI「KARMA」が不在のため、戦力化には課題が残る。
前回この機体に搭乗したブルー中尉は療養中。フリットマーフィーウェイナー、そして新入りのショウ、護衛部隊の面々はそれぞれに事情を抱えており、次の搭乗者は決まっていなかった。
彼ら護衛部隊は、「レイブレード・グライフ」を囮に、回収した「オールイン・ジ・アース」の輸送から敵の目を反らす陽動の役割を担っている。
アナデンを離れ、増援部隊と合流するため、第4ゲートブリッジの通過を目指す。

***

【LA:ウェイナー】
翌夕、改装を終えた「レイブレード・グライフ」がトランスポーター(輸送機)に積み込まれ、〈リバティー・アライアンス〉の護衛部隊は出撃準備を進める。
副隊長ウェイナーは仲間との交流を通じて士気を高めつつ、戦力配置を指示。彼の部隊は、先行して敵の動きを探る斥候任務を担う。「レイブレード・グライフ」は強力だが、搭乗者の身体を破壊する危険な機体であり、使用は極力避ける方針だった。
ウェイナーフリットと拳を突き合わせ、互いの無事を誓い合う。
一方、そんな二人の陰で、エンジニアのマーフィーフリットの戦闘適性を「ハンター」として〈白堊理研〉に報告していた——。


要点まとめ

  1. 中立都市アナデンに滞在するフリットたち〈リバティー・アライアンス〉の護衛部隊は、古い工場跡地で、戦闘で損傷した「レイブレード・グライフ」の修理と改修を進める。
  2. 「レイブレード・グライフ」の搭乗者とAI「KARMA」は現状不在で、その運用には課題を抱えている。
  3. 部隊は「レイブレード・グライフ」を囮に、敵の注意を引きつける陽動任務を担っており、第4ゲートブリッジを通過して、増援部隊との合流を目指す。
  4. 翌夕、〈リバティー・アライアンス〉の護衛部隊は、出撃準備を開始。
  5. エンジニアのマーフィーは、フリットの戦闘適性を「ハンター」として〈白堊理研〉に報告する。


用語集

【人物】
  • フリット・バーグマン
    〈アースクライン・バイオメカニクス〉専属のガバナー。愛機は白いロードインパルス「アルバトロス」。
  • アレクサンダー・マーフィー
    〈アースクライン・バイオメカニクス〉専属エンジニア。フリット、ウェイナーとは同期。
  • ブルックス・ウェイナー
    〈アースクライン・バイオメカニクス〉護衛部隊副隊長。フリット、マーフィーとは同期。愛機は「ボルトレックス・リヴァーレ」。
  • ショウ
    〈アースクライン・バイオメカニクス〉専属のガバナーで、護衛部隊の新人。

 

【ヘキサギア】

 

【用語】
  • アースクライン・バイオメカニクス
    〈リバティー・アライアンス〉に属する第三世代ヘキサギア開発の代表的な企業。ゾアテックスとそれを管理・制御するKARMA型AIを開発する。

  • 白堊理研(理化学研究所)
    〈リバティー・アライアンス〉に属する企業の一つ。最新の医療技術をはじめ、ガバナー用の装備品であるアーマータイプの機能追求を行う。損傷した人体を補うクローン再生技術や人工筋肉、戦闘用の精神安定剤などの薬物開発まで、その活動は多岐にわたる。

EX EPISODE MISSION02 [魔獣追討] Chapter: 03 戦士の覚悟

要約

レイブレード・グライフに関する重要な情報を知ったフリット。搭乗を勧められるが、彼はグライフを外から守る道を選ぶ。

【LA:フリット】
作戦開始が迫る中、フリットは〈アースクライン・バイオメカニクス〉の専属エンジニアで、同期のマーフィーと面会し、改装中の「レイブレード・グライフ」に関する重要な情報を受け取る。
レイブレード・グライフ」は規格外兵器「レイブレード」を搭載しているが、その技術の多くが未解明のままであり、機体自体がブラックボックス化されている。碑晶質の紋様の変化や、獣性の発現に関する不可解な挙動が確認され、設計の根源には失踪したDr.レナード・ハインラインの技術が関わっている可能性が示唆される。

マーフィーは、今回の作戦における〈ヴァリアントフォース〉の動きが予想以上に速く、味方が第4ゲートブリッジを抜ける前に、戦闘に発展することを示し、フリットに「レイブレード・グライフ」への搭乗を提案する。
彼はこれを拒否し、「グライフを守る」ことを、自身の役割とすることを決意。愛機ロード・インパルス「アルバ」のもとへと戻っていった。


要点まとめ

  1. フリットはマーフィーと面会。「レイブレード・グライフ」に関する秘密を聞かされる。
  2. 「レイブレード・グライフ」が持つ規格外兵器「レイブレード」はその技術の多くが未解明で、機体自体がブラックボックス化されていること、そして設計の根源には、失踪した〈アースクライン・バイオメカニクス〉のDr.レナード・ハインラインの技術が関わっている可能性が示唆される。
  3. 〈ヴァリアントフォース〉との激しい戦闘が予想されることから、フリットは「レイブレード・グライフ」への搭乗を提案されるが、これを断り、愛機の下へと戻ってゆく。


用語集

【人物】
  • Dr.レナード・ハインライン
    〈アースクライン・バイオメカニクス〉の創設者であり、SANAT構築に関わりがある科学者。自ら設計したヘキサギアを特定の人物に託し、姿を消した。

EX EPISODE MISSION02[魔獣追討]Chapter:01~03 まとめ

[ポーンA1]
今回は、中立都市アナデンに滞在する〈リバティー・アライアンス〉の護衛部隊を描いた章でしたね。
彼らが守るのは、前のエピソード「砂漠の暴君」でも活躍した「レイブレード・グライフ」。
「オールイン・ジ・アース」の残骸の輸送から目を反らすために、囮になっているということだけど……。

[センチねるくん]
その「レイブレード・グライフ」にも、色々と謎はあるみたいだね。

[ポーンA1]
そうなんすよね~……強い力を持つ代償として、搭乗するガバナーの肉体を破壊するヘキサギア。フリットは搭乗を断りましたけど、それなら代わりに俺が……

[センチねるくん]
本当に……乗りたいかい? 「レイブレード・グライフ」に乗るリスクは体が破壊されることだけじゃない。それは——

[ポーンA1]
そ、それは……(ごくり……)

[センチねるくん]
僕のような〈ヴァリアントフォース〉のガバナーが、みんな君を狙って攻撃してくるんだ。

[ポーンA1]
……な~んだ! ちねるパイセンレベルなら楽勝っすよ!!

[センチねるくん]
がーん……(泣)

リンク集

■かんたんヘキサギア「WORLD紹介」

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