バトルポイントのお話し
メガミマスターの皆さんこんにちは!
道産子なのに寒さにめっぽう弱い鳥山です。冬眠したいです。
今週はバトルポイントのお話しを少々。
あと今回文字ばっかりですごめんなさい。
まずはじめにこのグラフィックをデザインしてくださったのは、メカデザインのみならず、
アニメ等で数々のモニターデザインを手掛ける海老川兼武さん!
自分では良いグラフが作れなく困っていたところを快く助けて頂きました。
また足を向けて寝られない方向が増えてしまいましたが、おかげでカッコよくキマりました!
海老川さんありがとうございました!
さてみなさんロボットをはじめとする“戦う系”のプラモを改造する時って何を考えて作ってますか?
どんな武器を持たせようか、
どんな装備をくっつけようか、
どんな色に塗ろうか、
戦う場所は?
オリジナル度を重視?
それともその世界にありそうな派生型?
などなど、いろんなことを思い描きながら作られている事と思います。 私も皆さんに負けず劣らずプラモの改造が大好きなので自分なりにアレコレと考え、自分の考えた設定が形状に現れた時は本当に嬉しいものです。 そんな思いをメガミデバイスの世界観に付与してやりました。
だってみんな好きでしょ?
“3倍速い”とか
“10万馬力”とか
“戦闘力53万”とか。
能力を数字で表すのって面白いですよね。
で、パラメーターって何があるかなといろいろ書き出していったら際限なく大変なことになったので、 メガミバトルで関係しそうな項目であり、なおかつプラモデルを改造する時に指標になりそうなものを厳選して10項目に絞りました。
ですので「かわいい」とかが無くてすみません!!
それぞれについて少し解説します。
「近距離戦闘」「中距離戦闘」「遠距離戦闘」は説明する必要が無いですね。どんな武器を持たせるか(又は内蔵しているか)はプラモ改造時の一番わかりやすく花形要素です。
きっと、一番最初に考えることだと思います。
「空中移動」「地上移動」、機能を説明するのにこれほど効果的なものはありません。
羽がついてたら「飛ぶんだな」、タイヤがついてたら「走るんだな」とパッと見のシルエットで区別がつく普遍的な項目でしょう。更にその大きさや形状で、スピードもある程度説明できる強みがあります。
武器よりもまずこちらを先に考える方も多そうです。
(注:もちろん羽が無いと飛んではいけない訳ではありません。わかりやすさの尺度という意味で羽を引き合いに出しました)
「装甲・防御」、これも分かりやすいですね。特に大きなシールドなどは見栄映えがしますし、大きな面積にはマーキングのし甲斐もありますよね。あるいはマントみたいなのも面白いかと思います。
と、ここまでは本当に楽しい。
しかし、そうは問屋が卸しません。
「重量」と「稼働時間」はそれらにカウンターを当てるために設定しました。
何でもかんでも大きく派手なものを付けるとどんどん強まって行くのですが、その分重くなって動きが鈍重になるでしょうし、エネルギーを食うので動ける時間も短くなってしまうのです。
二律背反のジレンマ要素の“縛り”は改造の醍醐味だと思うんです。
じゃあ(みんな大好き)プロペラントタンクを装備しよう!→更に重くなった→動けないからでっかいブースターを付けよう!→更にエネルギー消費が激しくなった→エンドレス・・・・
完璧な1機が出来たぞ!→バトルポイント大きすぎてチームバトルに1体しか参加できない・・・・ みたいな感じで妄想を膨らませるのが楽しいですよね。楽しくない?あれ?
それとは少し毛色の違った残りの「索敵」と「隠密」ですが、ここは少し迷いました。
「索敵」に関しては直接攻撃力に関係しないアクセサリーパーツを付加する楽しみ方ができるかなと思いました。WISM・ソルジャーのツノやUAVがヒントになっています。 それにメガミは女の子ですから、髪型や髪飾りにこだわりたいかなと。
もう、頭に付く説明のつかない物は全部センサーって事にしちゃいなよ!って。
最後にプラモデル作りに工作より重要かもしれない“塗装・カラーリング”を必ず入れたかったので、
「隠密」という項目にしました。派手にカッコよく決めるもよし、渋く迷彩塗装するもよし、その結果がバトルパラメータとして現れるのは面白いだろうなと考えています。
何気に私が一番こだわった項目かもしれません。
と、全10項目をざっくり解説させていただきました。 プラモデルで改造する遊びに関係しているものを選んだのがご理解いただけたかと思います。
もちろん、これはメガミと遊ぶ上で強制するものでは全くありません。どうでもいいものです。
でも、パラメータ好きな方がちょっとニヤニヤしながら楽しんでもらえたらこれほど嬉しいことはありません。
一緒に遊びましょ。
ではでは!
鳥山とりを(メガミデバイスP)